アダージョの森には、北側と中庭、それに南側の3か所にカタクリを植えている。
そのうち、中庭のカタクリは残念ながら、個体数が減ってきているようだ。
南側は順調に花を咲かせている
今日、じっくりと北側花壇をみていると、嬉しいことに、カタクリの子供が育っているのを発見した。
一枚葉だが、赤く色づき、独特の模様があるので間違いないだろう。
木の根っこを風よけにしているのであろうか、固まってごく小さい幼苗が出ている。
幼苗の隣に、細いネギのような葉が出ている。これがどうもカタクリの最初の芽のようだ。
カタクリは種から発芽して花を咲かせるのには7年の歳月がかかる。
それまで、このか細い子供が本当に成長することができるのだろうか。
幾分の不安があるが、いつの日か、あたり一帯にカタクリ が咲き乱れる日が来ることを夢見る。