八ケ岳の雑木林では、ヤマユリに続いて、オニユリが自生している。

何といっても強烈な朱色と黒の斑点が目を引き付ける

場所が良いと1m以上の背丈になる。
これらが「鬼」ユリの名前の由来という。

花弁が反り返る姿も印象的だ。

香りがあるといわれているが、何度か嗅いだがほとんど香らない。

オニユリは、3倍体で不稔性のために、種子ができない。
地下の鱗茎と茎のむかごで繁殖する。

庭のいろんな場所にポツンポツンと咲いている。


朝日が当たるオニユリ

時に、妖しげな雰囲気が漂う

オニユリ(鬼百合)
ユリ科 ユリ属
学名:Lilium lancifolium
※ 日本には中国から朝鮮半島を経て渡来して、薬用と地下の鱗茎(りんけい)を食用にするために栽培された。