日本原産の植物だ。初夏に驚くほど細い茎が立ち上がってきて、それが徐々に大きくなる。どう見ても花を咲かせるようような太さはないが、いつとはなく小さな蕾が膨らんで来て、秋になり花を咲かせる。
釣鐘形の花をぶら下げるように付け、先端が5つに切れ込んでいる。草姿は繊細なので、あまり長く育たないなと思っていたが、毎年毎年、かかざすに咲いてくれるのがうれしい。それものそのはず、原産地では山地の岩場にへばりついて咲いているらしい。実に強健な花だ。
学名:Adenophora takedae
キキョウ科イワシャジン属
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます