温泉三昧
昨夜来、煌々と満月の月が朝方まで照っていた。今日もいい天気だ。
外気温マイナス9度、室温10度、湿度20%。
薪ストーブに火を入れ、コーヒーをすする。
天声人語から
~四季に恵まれたこの国だが、冬の受け止め方は共通の季節感から外れる。何と言っても雪の有無が大きい。江戸時代の越後人、鈴木牧之(ぼくし)の名著「北越雪譜」は「雪を観(み)て楽(たのし)む人の繁花の暖地に生(うまれ)たる天幸を羨(うらやま)ざらんや」と恨み節をつづっている。
~この冬も、日本海側で続く雪に、東京の晴れが申し訳なくなる。たとえば秋田市では、年明けから18日までの日照が15時間しかない。片や東京は141時間。豪雪の地では、雪下ろし中の転落などの事故も相次いでいる。そして、きょうは大寒。「冷ゆることの至りて甚だしき時なればなり」と意味は直截(ちょくせつ)だ。今年の寒さは律義で、けさは各地で氷点下という。律義者らしく、予報では来月の立春ごろまできっちり精勤するらしい。
今日は「大寒」だが、寒さの峠は過ぎたような気がする。
ペンション風の朝食を食べる。食後は、すぐにフルート練習をする。音出し、「毎日の練習」NO2、NO7、NO4。各々のパターンを変えながら吹く。これは、昨日のレッスン時に先生から教わったやり方だ。次にアルテ17課NO2をやる。テンポ、リズム感を大切にする。次は18課の変え指練習を何度かやる。スムーズさが、大事だ。
後は、バッハポロネーズ、1033をやる。
今日は11時から尾白の湯に行く。一日ゆっくり温泉に浸かてみたいと思っていたので今日、やってみることにした。
白州道の駅に着いたのは12時。そこで白州うどんを注文して昼ご飯にする。道の駅で買ったおこわ、海苔巻を一緒に食べる。
食後、尾白の湯に車を置いて、ウォーキングに出た。1キロの散歩コースは、樹林帯の中だ。
その後、付近を歩く。風が強く、歩きにくいが、北に真っ直ぐな「ベルガ通り」を歩くと、遠く向こうに金峰山と瑞牆山が見える。
1時間歩き終わったのは、2時を少し回っていた。尾白の湯館内に入る。ここは別荘居住者には容赦しない。700円だ。それから、5時過ぎくらいまで自由時間にして、温泉に浸かるなり、休憩するなり好きなことをしようということになった。
平日の午後に温泉に入ると、来ている客のほとんどは、まあ、いい歳をしたというか、初老の人だ。それでも、結構な客が来ているので驚いた。皆さん、ひっそりと黙って、湯船に浸かっている。温泉から一旦出る。缶ビールを買い求め、休憩所のテーブルでちびちび飲みながら、本を読む。もちろんアテのスルメは持参だ。4時過ぎから2度目の入浴をする。今度は、サウナに10分ほど入って、汗びっしょりとなり、冷た~い水風呂に入る。続いて熱い湯に浸かると身体のあらゆる血管がピリピリと広がって行くの感じる。再度水風呂に入り、熱い湯に浸かる。これがなんともいえないほど気持ちがいい。
後は、露天風呂に浸かって温泉を出る。また、ビールを飲みながら本を読んでいると妻が温泉から出てきて、帰ることになった。
アダージョの森につくと、紅い満月が丁度東の空に上がってきたところだった。
夕食は、焼き塩鯖と、朝から薪ストーブで炊いてきたおでんだ。おでんがまだ、少し浅いか。まあ、温泉が帰りの酒のあてにはこれで十分だった。
といっても、ぼくのような高血圧にとってはということですが。
ところで、別荘族は700円とありますが、山栗さんはまだ別荘族なんですか?車も甲府で購入されたということで、てっきりこちらに住民票移ってるものと思っていました。
そうですね。酒を飲みながらの入浴は、余りよくないでしょね。しかし、テレビでよく見る、温泉に浸かりながらの雪見酒も、やってみたいですね。
どこでどういう判断がされているのかわかりませんが、別荘居住者が、北杜市の施設の、ある温泉は割引がされ、別の温泉は割引が効かない
というのは、どうも納得がいかないのです。
受付の担当者にその違いを訪ねると、ここは「指定管理者」ですからとの答えでした。すると、指定管理者が、それらを決める権限を持つということになり、少し変だと思うんですよ。
ご指摘ありがとうございます。毎日の新聞記事が、その日のことを考えるヒントを与えてくれるので、考えたことにかかわって「引用」させていただいています。
「著作権法第32条」で言われている「公表された著作物の引用権」では、公正な慣行、引用は本文より従、引用箇所の明示、出典の明示などを上げています。私としては、おおむね準拠しているつもりです。
ただ、ぶどう好きさんから見て、それは著作権の侵害ではないかという指摘がありました。
また、こうした文章は、余り続くと、面白くもなければ、怠慢にもなるので、そろそろ、やめようかと思います。
このネット社会での「引用権」はどうあるべきか、考えるきっかけを与えていただき有難うございました。
まず周りを散策して運動した後に 温泉、、と言うところが 山栗さんらしい、、と
思いました、、
著作権問題、、なるほど、、
わたしもお皿の絵付けをするのですが
画家の模写とか マイセンの模写とかで
著作権問題が 生じることがある、、というので 数年前に講習会がありました、、
(でなかったですが 内容は見ました)
売りはしないので 自分家で使用してる分にはいいのですが 作品展だと
出自をあきらかにしないと ダメのようです、、
「趣味ゆうゆう」にもコメいれてます~
毎日異なった内容の日記をまずは書いて、それに応じて必要な引用をあちこちのメディアや書物から引いて来る場合、おっしゃるとおり著作権法にある引用の条件への準拠が問題になります。しかしこちらの場合、問題点は異なります。連日、天声人語を転載し、それ自体を題材に話を始めてしまうので、それはもはや「必要に応じた引用」ではなく、そこが問題点かと思われます。
今年になって、ウォーキングやり出しました。衰える体力の維持、減量、それに、せっかくな名だたる百名山の近くにいるので、百名山を登るための体力作り、などを思っています。
著作権は、森進一の「おふくろさん」の歌詞問題などもありましたね。「個人で楽しむ」のは許されている、というところが、一つのヒントでしょうか。
何度もコメントをいただき恐縮しています。私は、毎日新聞に目を通していて、その行動自体を日記に綴っています。偉そうなことを言うつもりはないですが、私のお粗末な寸評は、毎日の新聞報道に対する批評だと思っています。だから、私が何らかの主張をして、それを裏付けるための「必要に応じた引用」ではないのです。
現時点で、私のこの考えは「著作権法第32条」にいう「引用権」の条件に当てはまるかどうか、正直言って不勉強で分からないのです。だから、「李下に冠を正さず」ということで行こうと思います。