去年は、冬のこの時期に山のメンバーと温泉へ浸かりに行ったので、年末の反省会のときに今年も温泉へ行こうという話が出ていた。
それでも、単に温泉に浸かるだけでは面白くないので、「百名山登山」と合わせていこう、ということになった。
真冬なので行くところが限られているが、鹿児島の霧島山や開聞岳なら、暖かいからいいだろう、というずさんな計画だ
ところが、この数日急に寒さが強まり、出発の日の伊丹空港からは、真っ白になった六甲山が見える状況だ。
鹿児島空港に着いてみると、暖かいどころか、冷たい風が吹いていて、飛行機から見た韓国岳は真っ白だった。これでは軽装備の我々では無理だろう、
ということで、急遽、本日の山登りは中止する。
今夜の宿は指宿温泉なので、途中にある、「知覧特攻平和会館」に立ち寄る。
第2次大戦末期に、編み出された特攻という戦術は、万に一つも生還することのできない戦術だ。
時の軍事政権や世相に煽られて、死地に赴く20歳前後の若い航空兵の遺書や手紙を読む
こうした犠牲の上に現在の平和が築かれた、ということを忘れてはならないと思った。
入り口の左側に、高倉健が主演した映画「ホタル」の石碑が建てられていた。
そこから、今夜の宿、「指宿フェニックスホテル」に向かった。
たまたま、種子島からロケットが発射されるということで、種子島方面を見ていたが、発射時刻を過ぎても、それらしきものは見られなかった。
夕方の錦江湾の景色が美しい。
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