日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

北九州市介護サービス従事者研修

2011-06-20 20:23:27 | Weblog

 本日、ウェル戸畑にて、北九州市介護サービス従事者研修に参加してきました。 10時から16時までの みっちり6時間研修。 ディサービスに転職したばかりなので、「初任者研修」ということに。 これまでにも県や市が主催する研修や、事業所内の研修等、多くに参加させて頂いたので、かぶる部分も多くありましたが、最新情報も☆ 例えば平成12年にスタートした介護保険制度は平成24年に再び変更予定らしく、つい最近、6月15日に一部を除き、改正法案が成立したそうです。

 団塊世代が後期高齢者になる頃をピークに その後は高齢者の数も徐々に減少していくらしいです。(・・・といっても、平成32年がピークになるだろう、という予測ですが) 今後は施設数を単純に増やすのではなく、在宅介護をより重視していく方向のようです。 ようするに、自宅にいても、施設に居るのと同じように介護や支援を受けられるようにすること。

 全国の高齢者率の平均は、23.1%なのに対し、我が市は24%と平均を上回っています。 八幡東区に至っては、何と30%です! もっとショッキングだったのは、福岡県では 21%と全国平均より低く、福岡市はどうかというと・・・17%なんですよ! そうです! 我が市より7%も低いのです! 北九州市では、5人に1人という高い(65~74才)前期高齢者率ですが、福岡市は若者世代が多いのですね。 やはり商業の中心地だからなのか? 余りの違いにショックを隠しきれない私でした。 

 ひとり住まいの高齢者は、男性が多いのですね。炊事が出来るようにしておいた方がよさそうです。 今は妻に先立たれ、一人暮らしになったというケースが多いでしょうが、生涯未婚率も増えていますものね。安定した職が無いことが、未婚化につながる、少子化になる、ワーキング世代が一人で何人もの高齢者を支えることになる・・・と研修中、不安材料がいっぱい浮かび上がってきました。

 そして悲しいかな、私もそういった現状を作りだしている者の一人・・・なんですよね。(生涯未婚=少子化促進)

 午前中は講義、午後からはグループワーク。総勢104名の研修会でした。 次回は8月に予定されているそうです。介護福祉士の資格を持ちながら、介護に従事していない人は、有資格者数の約半数!という驚きの数字。 福祉を選ばず、他の職種に就いていらっしゃるんですね。 離職率も高い。 それでもこの職種をあえて選ぶ理由は何なのだろう・・・と、ちょっと考えた一日でした。

 『幸せの基準

 変わりますよ、必ず・・・ね。

 

 すず

 

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NHK 「昔 父は日本人を殺した」

2011-06-20 19:53:21 | Weblog

 原発はいらない。ここ最近、寝言のように呟いている気がする。そして昨夜見た、NHKの番組、「昔 父は日本人を殺した」をみて、それは確信に変わった。 負の遺産でしかない原爆=原発。そして昨年の春、この年齢になって始めて訪れた広島。 広島に原爆が投下された、あの被爆地に悲痛な表情を浮かべ、立たづんでいた外国人達。 海外からの訪問者は皆、知らなかった。原爆の恐ろしさ。 被害はここまで大きいという事を・・・赤く爛れた背中や肌…それらの写真を見た海外からの観光客は、目を見開き、顔をそむけた。 初めて知る「ひり島原爆投下の事実」にショックを隠しきれない様子だった。

 幼少期から、「戦争は悲惨だ、いけないことだ、日本は深く反省し、二度と戦争はしないのだ」と耳にしてきた私だって分かった気になっていただけなのかも…と3.11後、福島原発事故の現状をニュースで読むにつれ思う。ホントは今だって、実感していないのかもしれない。だって避難生活を強いられているわけでもなく、いわば ぬくぬくと九州の果てで生活しているのだから。

 これまでも、そして今も 「原爆投下により、戦争を早く終わらせることが出来た」という認識が米国では主流だろう。一部の(と信じたかった)彼らがヒーロー気取りな態度にも怒りを感じたものだった。戦争に正しいも正しくないもないが、ハルノートを突きつけられた日本が米国に対して戦争をやるのか、それとも戦わずして植民地化になることを選ぶのか? と問われれば、あの時代、やはり当時の日本人のように抵抗することを選んだだろう、一人の日本人として。 時代背景によって立場は大きく変わる。だからあの当時の日本人をジャッジするようなことを あとの世代に生まれた者たちがしてはいけないのだ、そう分かってはいる。 原爆投下した人間をあたかも「ヒーロー」のように言う米国人に対し、憤りを感じてきた。 そんな私に初めて昨夜の番組は教えてくれた。 そんな米国人ばかりじゃない。 いや、むしろ、戦後66年、何も語らず生きてきた「米国兵」の彼らは、自分達が実体験した戦争という悪夢に魘され続けてきたんだ・・・・と。

 それを知った時、これまで感じてきた日米の「あの大戦」に対する温度差が次第になくなるのを昨夜は感じた。 人間は人種に関係なく、はやり人間なんだ・・・私にとっては、「昔 父は日本人を殺した」は、そんな番組だった。

以下、NHK公式HPより抜粋

『近現代史の戦争の中で、もっとも凄惨な戦いとされる沖縄戦。日本側の死者は18万人以上、米軍側の死者も1万人を超える。
ピュリツァー賞作家、デール・マハリッジは海兵隊員だった父が死ぬ直前、「自分は太平洋戦争末期、沖縄戦に加わり、多くの日本人を殺した」と告白を受ける。デールの父は、戦場から持ち帰った多くの遺品を遺族に返してほしいと言い残し、息を引き取った。父は生前、デールに一度も笑顔を見せず、絶えず何かに怯え続けていた。父をあれほど、苦しめたものは何だったのか、デールは父と同じ部隊の生き残りを探し、全米を訪ね歩いた。その結果、父の所属した部隊は沖縄戦で240人中31人を除いて、みな戦死したこと、生き残った人たちも多くがPTSDに苦しみ続けたことを知る。今年4月、デールは父の託した遺品を持って、初めて沖縄の地を踏んだ。それは、デールが全米で集めた貴重な証言や資料と、日本側の証言を付き合わせ、これまでベールに包まれてきた沖縄戦の実像を浮かび上がらせる旅でもあった。番組では、アメリカと沖縄のデールの旅に密着しながら、沖縄戦の過酷な現実をアメリカ人ジャーナリストの目線から、浮き彫りにする。』

戦後66年間の間に、米国と日本は共に何を学んだのか? すべては ここに行きつく気がする。

そして3.11後、福島原発を経て、日本は何を学んだのか? という問いかけに対する答えもはやり、同じではないかと思うのだ。

日本は大戦以来、一度も戦争をしていない。一方、アメリカ政府は多くの正義を振りかざし、戦争を仕掛けてきた。

今は、東日本大震災を経て、世界で「原発は必要か否か?」と自国の国民に問いかける政府が相次いでいるというのに、津波による原発事故を起こした張本人の日本が、この場に及んでまだ、「原発促進」しているかのように見えるのは、嘆かわしい。今の日本政府は、戦後66年経っても変わらない一部の米国政治家の認識と同じで、時代錯誤なのではないか?と思う。 

戦後66年という月日に米国政府がしてきたこと・・・何も学んではいないように思う。 震災後、日本政府がしようとしていること・・・今なお原発は必要だと信じ、国民の安全や土地や生活を守ることよりも、何が大事で凍結していた筈の原発を再び動かそうとしているのか!? ・・・原発反対、絶対に。

 

すず



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