まるで絵手紙、或は最近、ハマり始めた墨絵のような表紙の絵がカワ(・∀・)イイ!! 猫の手足がバナナにも、パイナップルにも見える!👀 と思いませんこと?
コロナ禍の今に通じるなぁと思う一節があったので、ご紹介します。
人に会えない、思うように会食すら出来ない、このご時世、とにかく寂しい、一人時間を持て余してしまう… そんなお悩みもきっと解決します。生き方、考え方をちょっと変えるだけで。かつては31歳だった吉本ばななさんからメッセージ☆彡
自足した人は、他人への「依存性」が低い (88ページ)
表向きはどんなに騒ごうと、泣くのも笑うのも悩むのも、自分で始めて自分で終わらせるはずだ。
自立と似ているがニュアンスが全然違う。では、どうやって「自足」するのか?
簡単だ。
自分の楽しみを人に依存しないで自分で作ることによって。
いつも助けを待っているような人は、同じように淋しい人を捜してお互いにもたれ合うしかないから、もてなくなる。
人に何かを期待するという有様は、巧妙に隠されていても大変すばやく他人の本能に伝わり、相手はおびえてしまう。
しかし期待がなければ、自分で自分の楽しいことを見つけて遊べる人なら、他人は好奇心を持って、もっと知りたくなって、寄ってくる。
(モテる人は)自分をよく知っていて、人目を気にせずうまく表現している」(88~90ページから~一部を抜粋)
途中、何か所も端折りながらの抜粋ですが…
その通りだよなぁと思う。実際、私の周囲を見回してみても、吉本ばななさんが言う所の、いわゆる「自足」している人は、自分で自分の楽しみを見つけている。「いつでも話、聞くよ」と振っても、滅多なことでは相談しない。してこない。(私からこういうのは1~2人だけ)自己解決しているのね。
親しい間柄にも何とやら…でして、ベタベタしたお付き合いが苦手な私は、適度な距離を保ちつつ、常に人と接していたいタイプ。これまでの人生で唯一、ベタベタが心地よかったのは、甥っ子の子育て期間中だけ。子育ては別。自立する年齢に達すれば、親子でもベタベタは禁物だな、と。人は一人ひとり、個人なので。
好きなことは、誰かを誘って行く、もあり、だけど、一人でも出かけていく。例えば映画や美術館。それに一人旅も結構好きな方。現地合流というケースもある。最も苦手なことは、洋服選びに付き合わされること。これほど退屈なことはない!
20代の頃は、あんなに好きだった長電話が、いつの頃からか嫌いになった。要件を伝える程度なら問題ないが、延々と愚痴を聞かされたり、知り合ってまだ間もないのに、悪徳商法に加担させられそうになったり。「今から夜食のカップうどんを食べるところだから」とさり気なく伝えても、更に10分、20分、30分……経過となると、何度も 「うどんが伸びる…」と伝え… 結局、電話を切れたのは1時間を過ぎた後だった…となると、それっきり、こちらから連絡取ることは無くなった、という例もあった。(ここ読んでないと思うけど)こういったことがジレンマとなり、連絡先、特に電話番号を聞かれると一瞬、黙り込んでしまう。「メールじゃダメ?」と聞いてみて、OKであれば、取りあえず✉アドレスを渡すのだが、その内、電話番号は…?となり、一方的に話を聞く役目を負担させられることとなる。充分愚痴を聞いてあげた後は、映画へ行こう、何々の勉強会へ行こう、というお誘い… 出かけ先でも、さっきの愚痴の続きを聞かされるのだろうな、と思うと気分が全く乗らず、出不精なので…と断るのが大変で…。
コロナ禍で少なくとも疲れるなぁ…と思う上辺だけのお付き合いが激減した。 これは正直、助かった。 私ってなんて冷たい人間なんだろう、と思う。かつて、職場の上司だった、西村チーフ(仮名)が私のことを 「一期一会を最も大切にする人」だと呼んでくれた。 確かにそんな部分も持ち合わせている。いや、こちらの方が自分の中の大部分を今でも占めているだろう、とは思う。
ただ、一つだけ分かっていることは、親しい人は無理強いをしてこない。勧誘しない。ただの知り合いはいとも簡単に勧誘してくる。(保険に入って!とか)勿論、全く親しくない只の知り合いだから簡単に断れる。 これが親しい人だったら、協力してあげたいと思うだけに、(だけど必要ないから)どうしよう、と心底迷ってしまうところだ。そうはならなかったから、やっぱり親しい友人だったんだ、と後になって悟る、いや確信することとなる。 人生って、そんなことの繰り返し。
コロナ禍で趣味の御稽古事は、ほぼ中断か、リモートか、或は仕事と両立出来ず、自分が辞めることとなった。先日、偶然お会いした絵手紙講師にも話したばかりだが、教室へ通わなくなった今の方が、頻繁に絵手紙道具を開くようになっている。
「コロナで引き籠ると、ひたすら絵を描くか… そういうものよ」と先生。勿論、それもある。だけど、教室では先輩方の素晴らしい作品を目にし、どこか委縮しているところがあった。先輩方と自分の下手な作品を全く比較しないということ自体、かなり無理があった。でも今は自宅で独りで描く訳で、比較対象が両隣の席にいる訳ではない。 その分、迷いもなく伸びのびと描くようになれたから、楽しいのかもしれない。 あ~私って、ただの緊張しぃだという以上に、性格悪いのかも?
来るもの拒み、去る者追わず…
そんな人生を思えば歩んできたよなぁ。30代までの自分の方が今よりずっと他人を信用し、愛情にあふれていたよなぁ…
ただ… ばななさんがいう「自足」している方だとは思うな♪ 独りで楽しめる趣味、No1は、幼き頃より読書! 主人公たちが住む世界に自分も想像の中で入り込み、気付くと会話を交わしている。 大人になった今でも、エッセイなんて、特に、それがやりやすい。
「そうそう、そうだよね!私もその意見に賛成!」
本日も、ばななさんに向かって心の中で、何度も叫んでしまったのでした…🖊
本日の日記、おしまい。