『マリコ、カンレキ!』昭和29年生まれの林真理子さんが還暦を迎えた年に発表されたエッセイ集です。
私が読もうとしていると、本のタイトルとイラストが母の目に留まり、
「あら? 林真理子さんってカッコいい男性と結婚したよね。もう還暦? え? すずが中学の時にはすでにファンだった? そうよねぇ。自分の娘が51歳ってことは、彼女も還暦を過ぎたのか… 面白そうね、その本!」
というので、先に読んでいいよ。他にも11冊、借りているから~と手渡したところ…
貸出期限の4週間(緊急事態宣言のため、いつもより2週間延長中)を過ぎても、母は読み終わることが出来ず、仕方なく一旦返却し、再び借りたのでした。アハハ!
前置きが長くなりましたが、色々な話題が書かれているエッセイの中で、母と私が共に「そうだよなぁ~」と思ったのは…
アナと雪の女王ブームと「ありのままで生きられない日本女性の叫び!」
私は映画館で観ず、地上波放送でようやくこの映画を観たのですが、当時の映画館では、劇中歌で流れるLet it goを観客が 「レリゴー レリゴー!」と大合唱していたというではないですか!
「ありのままの姿、見せるのよ~♪」
「ありのままの自分になるの~♪」
遂、最近でも森会長(元)の女性蔑視発言、(無意識だから、問題の奥が深いのです)、情報収集のためなら、お尻を触らせるくらい…場合によってはキスくらいさせる!というマリコさんの知り合いである女性記者の例など…ぎょえーっ!と思うことが書かれてあり、げんなりです。
母が言うには、ラジオ相談で、「何処の職場へ行っても大声で怒鳴り散らすスタッフがいる。こういう類の人達と、どう関われば良いのか」というお悩み相談があったらしく…
「そういう人だと思って、諦めるしかないかもね。極力、近寄らないようにする。でも仕事じゃねぇ…全く関わらないって言う訳にもいかないし…。」
と、私が言うと、
「専門家も、人は変えられないので、そういう人だと思って諦めるしかない、みたいなこと、言ってたわね!」と母。
昔の職場で(複数)
「あんたたちのせいで、ストレスが溜まる!」
と怒鳴る人がいました。正社員でね…恐ろしくサボり魔!
内心、思ったものでした。あなたはそう言って、叫びまくり暴れてストレス発散しているけど、理不尽な物言いに黙って堪えるしかない、こちらの方が100倍ストレス‼
昨夜、訪問させて頂いた、とあるブロガーさんが 「介護の鬱憤を吹き飛ばすかのように、うたごえで歌いまくった」と書かれており…
「レリゴー レリゴー!」と大熱唱する女性たちの心境も、きっと同じですよね。
ストレス発散は、暴言で周囲を巻き込むのではなく、せめて一人で山にでも登って叫んで歌って欲しいものです。(コロナなので、カラオケで…と書けないご時世で…💦)ウォ―キングが一番良いですよ👍
いずれにせよ歌う事はよいストレス発散法ですね。
…という訳で、物凄く久々に弾きました。エレクトーン1年目に弾いた、「アナと雪の女王」劇中歌。Let it goです。昨日、仕事が終わって、ゆっくりお風呂に入ったあと、弾いてみました。録画も昨日です。
Let it go ありのままで 「アナと雪の女王」劇中歌
途中、左手の伴奏の楽譜が単純化されているので、♪の数を倍に増やして弾きました。咄嗟のことで…楽譜通りではありませんが… ちなみにこの楽譜は7級です。