昨日に引き続き、ちょこっと英文法のお話。高校時代の夏休みのこと。助動詞にはちょっとした思い出があります。当時、私は最近、メディアによく登場するベネッセ・コーポレーション、当時は福武書店と呼ばれていましたが、あの通信教育「進研ゼミ」の赤ペン先生に大変お世話になっていました。 普段は学校の宿題に追われ、提出課題も半分近く残っていたのですが、進研ゼミの有難いところは、〆切に間に合わなかった課題を相当遅れて提出しても、きちんと赤ペン先生に採点&アドバイスをして頂ける点でした。 高校時代の夏休みは、たまった課題にせっせと取り組む良い機会でした。 日頃、殆ど出来ていなかったので、この時とばかりに。 まぁ、相当いい加減な学生でしたねぇ
そんな答案用紙には、自由に課題を解いた感想、質問等、生徒が書き込める欄がありました。私はそのスペースを赤ペン先生との文通スペースのように楽しんでいました。高校1年までは日本語で書いていましたが、途中から試しに英語で書いてみたら、なんと、先生も英語でお返事を下さって 物凄く感動したのを覚えております。顔も見たことがない赤ペン先生(しかも、毎回、同じ先生ではないんですが) とても親近感が沸いたことを覚えています。時々、同じ先生になることもあり、「今回も英語でお便りありがとう」なんて返事を頂くと、ちゃんと覚えていてくれたんだ~と再び感動。まぁ、英語で書く生徒っていうのも、珍しくて記憶に留まったかもしれませんが。
さて。そんな赤ペン先生に手紙を書く際、参考にしたのが Daddy Long Legs あしながおじさんの英語版でした。英検2級レベルの英語に優しく書きなおされた本です。今は絶版になっているのか、先日、書店へ行きましたが、あのシリーズは見かけなかったです。 あしながおじさんは、御存知のとおり、主人公Judyがあしながおじさんに手紙を書く形式で物語が進んでいきます。手紙…そうです 学生生活をおくるJudyが書く手紙は、そのまま使えそうなものがいくつもありました。フランス語だったかな、試験に落ちたJudyがあしながおじさんに向けて書いた文章の中に、「来年もフランス語を勉強しているでしょう」 I shall be studying French next year. という表現がありました。 自分に置き換えれば、I shall be studying English next year.です。すなわちフランス語の代わりに英語を勉強しているでしょう~と。 赤ペン先生の返事は、英語で書かれた後、 ひとことアドバイスとして、「ここは、来年も 意欲的に英語を勉強するぞ!という意味を込めて、助動詞はshall ではなくwillを使ってみましょう」とありました。 同じ未来を表す助動詞、shall と will 。それまでは どちらも同じだと思っていましたが、意味合いが違うんだ~と新発見 それまで助動詞にさほど注目したことが無かった私ですが、意思を表す will に大いに関心を持った瞬間でした。 英文法って面白いかも みたいな。 これも赤ペン先生のお陰。 当時は手書きだったので、余計に感動的だったのかも。海外文通もしていたので、手紙は私にとって、日々の喜びでしたねぇ 自宅のポストに海外の香りまで運んで来てくれるエアメール。古き良き時代でした そんな訳で、今年2月に訪れたフィリピン、アエタ族の子供達にカードか手紙を届けたい、そんな夢もあります。大人が思う以上に子供っていうのは、手紙を受け取ると嬉しいものです。そうそう!ECCの生徒さんの一人が小学校低学年の頃、書いてくれたイラスト入り手紙、実はファイルにとじて大切に保管しています。勿論、甥っ子からの手紙も。きちんと返事を書かなかった自分にカツですね
前置きが以上に長くなりました。
shall については、上記に説明した通りなので、will と同じく使われる頻度が高い慣用表現である be going to~ について、少し触れておきます。どちらも意味は 「~するつもりです」 be going to~は近い未来。 will は赤ペン先生も指摘していた通り、It wll rain tomorrow. のように単なる未来を表す場合もあれば、意思を表す意味でつかわれる場合もあります。
問題 指示に従って英語に直しなさい。
(1)彼らはTVをみるつもりはありません(6語で)
(2)He stays at Ken's house today. (下線部をtomorrowにかえて6語で)
語数指定があるため、テレビは観ないぞ!という自分の意志を込めてwilを使用してもOKだと思うのですが、be going to を使わなければ、語数が合わなくなってしまいます 個人的には どうかと思われる出題ですが… 語数を設けず、正解を二つにすべきかな、と。模範解答は (1)They aren't( They're not) going to watch TV. (2)He'll stay at Ken's house tomorrow. ということです。
他に注意する点があるとすれば、助動詞は 動詞の前に置く、ということ。
I can speak English.
否定形は
I cannot (can't) speak English.
助動詞のあとは、動詞の原形
I can play the piano.
高校になると、仮定法を含め、この助動詞が頻繁に出てくるんですよね。他に Could you help me? など過去形のかたちを取りながら意味は現在で、~して頂けますか?と丁寧な依頼表現など。そんな奥が深い助動詞なんですが、今回は、この夏休み、久々に高校時代を思い出しての投稿でした。
「どうして勉強しなきゃいけないの?」と小学校6年生になった甥っ子ゆうちゃんが最近、哲学的なことをきくようになった、という妹からの報告ですが、私が 中学時代、好きじゃなかった英語を勉強する意味を理解したのは高校1年の時。公立高校に派遣された米国人教師と英語でやりとりする日本人の英語教師の姿を目の前で見た時、感動
教科書の奥には実に深い世界があるんだ
単なるアルファベットの羅列を肩が凝るほど辞書を引き、和文英訳ばっかりして面白くない と思っていた英語を学ぶ意味が初めて実感できた瞬間でした。 欲をいえば他の教科にも目覚めれば良かったのですが…
殆ど勉強せずに中学時代を過ごし、高校では好きな教科だけ勉強し、中高年になって ようやく勉強を始めた訳です。甥っ子と同じ年齢の時は、小学校は遊ぶところだと思っていました 本だけは当時からたくさん読んでいましたよ。小6の夏休み期間中に読んだ本の数は「窓ぎわのトットちゃん」など43冊。 当時、担任主導で 「本を読もう」という宿題!?があり、クラス全体で競いあっていたので。 43冊は多い方だと思ったものの、上には上が…。ベスト10には入っていたかな。 これだけが6年生の頃の自慢ですねぇ。遠い昔のお話です。
では、楽しい週末をお過ごし下さいませ
初めて聞いたぁ~
そんなニックネームの先生がいらっしゃったとは。
私達が1年生の時、担当だった先生は、翌年だったと思うけど、定年退職されました。
まりりんちゃんが入学する前なので、違う先生だと思います。
それにしてもー
当時の英語の先生って、殆ど外国人と会話する機会もなかったでしょうし、文法しか教えられなかったんでしょうねぇ。
「map」を「ミャーップ」と発音(?)するので「ミャップ」
と言うあだ名で呼ばれていた○田先生かな(笑)
当時は殆どそうでしたよね。
私も始めて英語を習い始めたのは、中学校の授業から。
中学の英語の先生は、退職まじかの方で、発音はカタカナに近く、現在は全く日常で話す人がいない古代ギリシャ語でも習っているかのような感覚でしたよー
英語に興味を持ったのは、高校の先生がアメリカ人と英語でしゃべったから。
あの体験がなかったら、私の人生、全く違ったものになっていたなぁ~
その後、甥っ子も近所の方のおさがりで しまじろうの こどもちゃれんじに親しみました。
その後、京都へ引っ越してからは妹が通信を取ってあげていたようです。
2代でお世話になった、あのベネッセが、こんなふうに話題に上るとは…
ベネッセも 勝手に顧客情報を持ちだされ、ある意味、被害者なのかもしれませんが・・・
お勉強してますが
私が初めて英語の授業に触れたのは中学校。
しかもその時の英語の先生の英語って
最悪で、日本語でもなまっているのにも増して、英語もなまっている…
interestingは「インチョレシチング」
How are you?は「はうわーゆ」
しかもそばに来られると、つばが飛んできて、近づきたくない…などなど。
英語の授業が嫌いでした~
高校になってから、英語の盛んな私立に行ったので、勉強不足を後悔しましたが何とかついて行ったかな~って感じです。
何だか懐かしいです
ベネッセは子供たちが小学生の頃勉強させていました
しまじろうって言うキャラクターだったと記憶しています
面白く楽しく勉強できる感じだったので喜んで付属のDVDを見ていました
顧客情報を売っちゃう悪い人がいて今は大変な事になっているみたいですけどね