近くの道端の木槿(むくげ)が花をつけています。
なかでも白地に底紅のそれは、爽やかで、温かいものを感じます。
一茶の句に 「それがしも 其(そ)の日暮らしぞ 花木槿」 というのがあるようです。
一輪の花は、朝花が開き、夕方にはしぼんでしまうところから、こういう句が読まれたのだと思われます。
一方で、一茶が寄り添った一輪の花の儚さとは違い、木全体としての木槿は凄まじい生命力を持っているようです。
真夏の猛暑を乗り切ってなお、多くの蕾を抱えながら、次から次へと新しい花をつけています。
花言葉の一つにも“信念”。なるほど納得!なのであります。
色も数多くあるようですが、言われてみればこの色は爽やかさと温かさを感じます。
絵は中央の花がその感じを、後ろにある数多くの蕾が信念の強さを良く出していると思います。
大一輪を強調して周辺バックは弱くしたら・・・ボタン?
云うは易し 行うは難し、自分は描けませんくせ ゴメン。
10月 色々 動きがありますね。
むくげは韓国の国花でもあります、かの国がこの花のように清楚で美しい心を持って隣国に接してくれると良いのですが・・・。