日本の歌を日本の書で今年の拙ブログを締めくくりたいと思います。
杉岡華邨先生作品「椰子の実」(藤村詩)を臨書させていただきました。
(35㎝×80㎝)(画像編集でフィルター掛け)
「かな書の美を拓く『杉岡華邨』書と人」(ビジョン企画出版社)に掲載されていたもので、
昭和50年の日展にご出典された作品とのことでした。
名もしら怒 と保支島よ利 な可れよるや しの三 日と都
(名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ)
布る佐との支し越 者那麗亭那連八 所毛那三尓幾月
(故郷の岸を離れて 汝(なれ)はそも波に幾月)
もとの木八おいや し介連る枝八 な本影をや那世る
(旧(もと)の木は生(お)いや茂れる 枝はなお影をやなせる)
わ連も万多渚乎 万くら独三の 雲き年の多 日所
(われもまた渚(なぎさ)を枕 孤身(ひとりみ)の浮寝(うきね)の旅ぞ)
半切作品の臨書(あぶら蝉 2020.10.26拙ブログ)の時にも書きましたが、杉岡先生の書からは、
立体感や奥行き感など、書を絵画的な目で見ることを教えられました。
この作品も、全体の配置、余白のとり方、強弱のつけ方、各行の軸線の流れや響きあい、
その流れに応じた選字、字の大小、線の太細などなど
“ウーン!”とか“へェーッ!”とかを連発しながら臨書させていただいたことでした。
拙ブログ、年末年始はお休みをいただき、来年1月11日からを予定しております。
この1年間お付き合いいただき、誠に誠にありがとうございました。
皆様どうかよきお年をお迎えください。
[補記]
(アメリカ大統領選挙を巡る大混迷その7)
(八十一翁の詮無い戯言)
水彩画や書道など“趣味”のブログで「アメリカ大統領選挙」という政治テーマを
扱い始めてほぼ2ヶ月弱が経ちました。
「この人、ちょっと頭がおかしくなったのでは?」
と思われた方がおられるかもしれません。
拙ブログで、何故テーマにしたのか、理由は二つであります。
一つは、今世紀の世界史の中でも、戦争中を除けば、おそらく筆頭格になるであろう出来事が
今のアメリカで起こっており、それを自分なりに記録しておきたいと思ったからです。
他国の大統領選に何故こだわるのか、それはどちらが勝つかによって、
アメリカ社会はもちろん、日本も世界も大きく変わることが予想されるからです。
もう一つは、これらの出来事が既存のメディアでは全くと言っていいほど報道されず、
youtubeなどの特定のチャンネルでしか知ることができません。
小さなブログではありますが、今アメリカで起こっている出来事の、一端の一端を、
知ったかぶりしながら、お知らせするとともに、
参考にしたyoutubeのチャンネルを紹介し、それらをお開きいただくことにより、
是非とも、より多くの方々に真実を知ってもらいたかったからです。
本テーマ、八十一翁の詮無い戯言として始めましたが、
書き進めるうちに、今は切なる願いに変わりました。
元駐ウクライナ大使馬渕睦夫氏の[ 2021年 世界の真実 ]を読んで
今の世界の構図を知りました。
本著の帯「トランプと習近平そしてデイープ・ステート(国際金融資本)との
三つ巴による仁義なき10年戦争が始まった」
そのものずばりが、今アメリカ大統領選で繰り広げられています。
自由と民主主義、そして憲法を守ろうとする現職の大統領トランプと、
アメリカメディアを絶対的支配下に置き民主党(特に急進左派)を支援する組織
との壮絶な戦いです。
中国共産党が後者の民主党側に「トランプ潰し」で共闘し、
あわせて世界覇権を狙ってアメリカ全体の弱化を図るという構図です。
そして選挙戦を通して、民主党側に
ドミニオン集票システムや郵便投票に代表される、大規模かつ組織的な、
大統領選挙史上最大クラスの不正行為の疑いがあり、
しかも、このアメリカの大統領の選挙に、中国共産党などの外国勢力の介入が疑われているのです。
日本の既存のメディアも酷いものです。
どちらが勝つにしろ、真実を公正に伝えるという社会の公器として役割を放棄し、
既に、偏向どころではない言論空間になってしまっています。
既に、偏向どころではない言論空間になってしまっています。
日本のメディアのアメリカ特派員は一体何をやっているのでしょう。
迫真の現地レポートを送り続けてくれる我那覇真子さんの万分の一の役割も果たしていません。
丸で戦後GHQが行った「プレスコード」と呼ばれた言論統制を見ているようです。
当時の報道機関はGHQの徹底的な検閲を受け、削除や発行禁止などの処分を受けたとされています。
そして今現在の日本のメディアは、バイデン側即ちアメリカ側からだけではなく、
それと結託した中国共産党の双方からの影響下に組み込まれてしまった感があります。
少なくとも同盟国のアメリカで、
民主党側に大々的な不正があったことも、大統領側はその不正のため選挙の無効を訴えていることも、
不正のツールだったドミニオンの“ド”も、そして中国共産党が介入していたであろうことも、
ほぼその一切を報じていません。
バイデン側が勝てば、より全体主義的、権威主義的な社会が想定され、
統制色を強めた時代を迎えることでしょう。
そこを恐れるのです。
年末から年始にかけて、最後の戦いが繰り広げられています。
来年の1月6日の『連邦議会 上下両院議会』が大きな区切りになるとのことです。
この大事な会の進行者はペンス副大統領(上院議長)で、
この選挙人票の開票の際、副大統領には「選挙人を受け入れるか、拒否するか」の
選択肢がある(ハーバード大ケネデイースクールのアリソン教授)とのことです。
1月6日までの間に、「世の中で大変なことがある場合、その世論をみて・・・」
(及川幸久氏)を想定してとのこととのことです。
副大統領が拒否権を発動できるための細部の具体的な手続きや条件は、
現時点で自分は掌握できていません。
ただ副大統領にはとてつもない決心を迫られることになり、
その決心には大方の国民が納得できるものが必要でしょう。
トランプ大統領は、憲法と法に基づき、州や最高裁での法廷闘争を進め、証拠固めを図るとともに、
議会・議員工作も活発に行ってきました。これからも続けるでしょう。
そして不正を暴きトランプを支持する集会も、
自然発生的なかたちで、随所に起きるようになってきているとのことです。
そしてそして、今度はランプ大統領自身が
『1月6日ワシントンDCでの集会』を呼びかけたとのことです。
ペンス副大統領の決断を国民世論でバックアップするということです。
『ラトクリフ米国情報長官からの報告書』(12月18日予定が来年1月(?)に延期)が
大きな注目を集めているようです。
大きな注目を集めているようです。
「米国の選挙で外国の干渉が発生した場合に特定の制裁を課す大統領命令」(2018.9署名)
に基づくものです。
同長官の今までのメディア向けの発言からすれば、
外国特に中国共産党がどのように本選挙に干渉したか、その具体的なものが提示されるでしょう。
またアメリカ国内の各域各層の組織や個人の関りも明らかにされるとの情報で、
当事者たちは戦々恐々と言ったところでしょう。
この中には共和党員や本報告書を準備中の政府機関(CIAやFBIなど)の反トランプの者も含まれており、
トランプの戦いはまだまだ続いているようです。
勿論、この報告書、強権発動の根拠の一つともなり得ますが、
この報告書の提出期日(1月(?)に延期)と上下両院議会1月6日との関係は
今のところ分かりません。
今のところ分かりません。
知恵者ぞろいのトランプ陣営、最も効果的な時機と方法を選ぶことでしょう。
「参考」
(主に見させていただいているサイトなど)
〇大紀元エポックタイムズ(Youtube)
〇張陽チャンネル(Youtube)
〇及川幸久氏のチャンネル(Youtube)
〇我那覇真子チャンネル(Youtube)
〇大統領選にまつわる大きな力関係の構図は、
元駐ウクライナ大使の馬渕睦夫氏著の
[2021年 世界の真実]を読み、目から鱗でした。
本著の帯「トランプと習近平そしてデイープ・ステート(国際金融資本)との
三つ巴による仁義なき10年戦争が始まった」
・・・そのものが今アメリカ大統領選で繰り広げられています。
大統領選、系統立てて本当に良く整理されていると思います。結果は必ずしも正しいから勝つとは限らないのは歴史の示す通りですが、しかしどのような結果が出ようともその内真実が分かる時が来ると思います。諸々踏まえ、日本は自国のあるべき対応策を立てておくことが大切だと思います。
ブログ、私にとっては朝のホッとするひと時で、本当に楽しませて頂いています。有難うございます。今後とも宜しくお願いします。
「全体の配置、余白のとり方、強弱のつけ方、各行の軸線の流れや響きあい、その流れに応じた選字、字の大小、線の太細などなど・・・」、この分析を共感できる感性を植えていただきありがたく思います。
アメリカ大統領選挙がもたらす、米国・日本だけでない自由・民主主義の危機について、作者の心からの叫びは全身で共感できます。
中国発のウイルスが生んだ歴史に残る壮絶な戦いの年でした。
くる年、我々の余生に一筋でも光をあててくれる出来事があることを信じて・・・良い年をお迎えください。