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柳川出身の琴奨菊が初優勝しました。
日本出身の力士として実に10年ぶりとか。
大相撲人気も相当回復するでしょうし、他の力士も含めて次は横綱を目指して頑張ってもらいたいものです。
正直言えば、大相撲は、女子ゴルフと同様、興味の中心対象から離れていました。
スポーツなどで外国の人が日本で活躍の場を得ること、それはそれで素晴らしいことだと思います。
ただ、それがあまりにも長く続くと次第にテレビを見る機会も少なくなっていたのも事実です。
そんな折の、琴奨菊の優勝です。
しかも柳川は郷里(佐賀)のお隣さん。
2012年には母の法要を済ませた後、この地で我々子供達家族が一泊したところでもあります。
その直後には柳川川下りの絵を拙ブログ(2012.07.02と07.09)にアップしておりました。
今日のアップに関し、特に次の二つのことを。
一つは“川上り”、二つは“近暗遠明”です。
まずは“川上り”から。
琴奨菊が優勝しそうだということになった数日前、その時には、柳川は“川下り”に関わる絵もいいかな、
とおぼろげに思っていました。
そこで、彼・琴奨菊のことを、ウィキペィデアで調べていたら、とんでもないことが判明。
2011年、大関昇進が決まった時のパレードは、
“川下り”は縁起が悪いとして、柳川“川上り”を行なったと。
オットットット、祝い事に、“川下り”は使えないらしい。
しからばどうするか、時間もないし、頭に浮かばない。
小細工でお許し頂こう。
というわけでブログ用の写真を撮影するとき、川面の線をホンノチョットだけ“上り気味”に、
という姑息な手法を採らせていただきました。
タイトルも「柳川川上り」と重ね重ねの厚かましさなのであります。
もう一つの“近暗遠明”。
実は、今回の大相撲とは関係なく、全くたまたまの話ですが、
先日の絵画教室で、拙ブログ「続けて柳川川下り」(2012.07.09付)の“下書き風”の絵(今回アップした絵の、筆を加える前のもの)を、
小玉精子先生にお見せしました。
すると先生から
“手前が明るくなっていますが、絵としては手前を暗くし、奥の方にハイライトを当てるやり方もありますよ。”と。
この下絵も、当時の情景(写真)をなぞっていただけで、手前に光が当たったものでした。
その下絵の手前部分を暗くしたのが今日の一枚です。
明るいステージと暗い客席という構図と同じです。
遠近にかかわらず、明暗の光の構図を意識的にとる訳で、何を描くのか、何を主役に据えるのかなど、絵画の根幹にかかわることでした。
また、見た情景を“絵に転換する”とはこういうことなのかと、改めて認識させていただき、ワクワクした次第でした。
[1月30日追記]
今回の優勝に伴う“柳川川上り”は3月5日に決まったとのことです。
日本出身の力士として実に10年ぶりとか。
大相撲人気も相当回復するでしょうし、他の力士も含めて次は横綱を目指して頑張ってもらいたいものです。
正直言えば、大相撲は、女子ゴルフと同様、興味の中心対象から離れていました。
スポーツなどで外国の人が日本で活躍の場を得ること、それはそれで素晴らしいことだと思います。
ただ、それがあまりにも長く続くと次第にテレビを見る機会も少なくなっていたのも事実です。
そんな折の、琴奨菊の優勝です。
しかも柳川は郷里(佐賀)のお隣さん。
2012年には母の法要を済ませた後、この地で我々子供達家族が一泊したところでもあります。
その直後には柳川川下りの絵を拙ブログ(2012.07.02と07.09)にアップしておりました。
今日のアップに関し、特に次の二つのことを。
一つは“川上り”、二つは“近暗遠明”です。
まずは“川上り”から。
琴奨菊が優勝しそうだということになった数日前、その時には、柳川は“川下り”に関わる絵もいいかな、
とおぼろげに思っていました。
そこで、彼・琴奨菊のことを、ウィキペィデアで調べていたら、とんでもないことが判明。
2011年、大関昇進が決まった時のパレードは、
“川下り”は縁起が悪いとして、柳川“川上り”を行なったと。
オットットット、祝い事に、“川下り”は使えないらしい。
しからばどうするか、時間もないし、頭に浮かばない。
小細工でお許し頂こう。
というわけでブログ用の写真を撮影するとき、川面の線をホンノチョットだけ“上り気味”に、
という姑息な手法を採らせていただきました。
タイトルも「柳川川上り」と重ね重ねの厚かましさなのであります。
もう一つの“近暗遠明”。
実は、今回の大相撲とは関係なく、全くたまたまの話ですが、
先日の絵画教室で、拙ブログ「続けて柳川川下り」(2012.07.09付)の“下書き風”の絵(今回アップした絵の、筆を加える前のもの)を、
小玉精子先生にお見せしました。
すると先生から
“手前が明るくなっていますが、絵としては手前を暗くし、奥の方にハイライトを当てるやり方もありますよ。”と。
この下絵も、当時の情景(写真)をなぞっていただけで、手前に光が当たったものでした。
その下絵の手前部分を暗くしたのが今日の一枚です。
明るいステージと暗い客席という構図と同じです。
遠近にかかわらず、明暗の光の構図を意識的にとる訳で、何を描くのか、何を主役に据えるのかなど、絵画の根幹にかかわることでした。
また、見た情景を“絵に転換する”とはこういうことなのかと、改めて認識させていただき、ワクワクした次第でした。
[1月30日追記]
今回の優勝に伴う“柳川川上り”は3月5日に決まったとのことです。