丁度2週間ほど前、秋の題材を求めて近くを散策中のこと。
周りの木々の葉は、まだ時季が早いのか、変色しても黄色、褐色や橙色が多い中、
ある柿の木の枝先で、赤く染まった数葉が目にとまりました。
柿の葉でも、落葉後に赤くなったのはよく見かけますが、枝先についたのはそう多くはないようです。
同じ木の熟した実とその赤さを競っているようでもあり、珍しいチャンスとばかり写真におさめ、絵にしてみました。
その後、柿の葉と実の赤さを謳った歌などがないものか、とネットで調べましたら、次のような短歌が詠まれていました。
[ 柿の葉は 柿の実よりもなほ赤く 朝陽に照りて かがやきにけり ]
歌人の越智渓水(明治31~昭和53 若山牧水のお弟子さん)という方の作とか。
僭越ながら、わが絵の意にピッタリ。この歌との出あいにも、感激!でありました。
周りの木々の葉は、まだ時季が早いのか、変色しても黄色、褐色や橙色が多い中、
ある柿の木の枝先で、赤く染まった数葉が目にとまりました。
柿の葉でも、落葉後に赤くなったのはよく見かけますが、枝先についたのはそう多くはないようです。
同じ木の熟した実とその赤さを競っているようでもあり、珍しいチャンスとばかり写真におさめ、絵にしてみました。
その後、柿の葉と実の赤さを謳った歌などがないものか、とネットで調べましたら、次のような短歌が詠まれていました。
[ 柿の葉は 柿の実よりもなほ赤く 朝陽に照りて かがやきにけり ]
歌人の越智渓水(明治31~昭和53 若山牧水のお弟子さん)という方の作とか。
僭越ながら、わが絵の意にピッタリ。この歌との出あいにも、感激!でありました。
絵は全般的にはまだ赤くなっていない時期に一部が綺麗に熟れたり、紅葉したりしている様子が良く出ていると思います。
特に手前の葉っぱがその辺を上手く主張していると思います。
JR九州で豪華列車が走りだすとか・・・。それに「有田の柿右衛門」とお願いに行ったら豪華個室の手洗鉢になって現れたとか(製作者の何代目かの柿右衛門氏は亡くなられたそうでした) 見事な「柿色」が描かれていましたが
どうも「手洗鉢」であることが・・・。 そうだ 肝心の「柿の実」 バックの枝葉がなくて 本枝と葉とそして「柿の実」だけサット描かれたら 柿右衛門なるゾ。 ごめん。自分では描けない癖に・・・。 しばし「秋」を楽しみましょう。
柿もみじ山ふところを染めなせり/虚子・・・、