古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

八重寒椿に柚子(教室にて)

2016-11-28 06:42:04 | 静物(花)
先日の教室です。(11.21 小玉精子先生)
恥ずかしながら花の名前が分からず、モチーフ担当の方にお聞きましたら、
八重の寒椿と柚子とのこと。
寒椿も八重、それも正面、背面、側面などいろんな角度から。
捉えどころがなく、どうやってその特徴を出すか、悩ましいことでした。
タイトルが無かったら、何の花なのか分からないことでしょう。

黄色の花芯(雄蕊 オシベ)、
普通の椿のそれは、塊となって中央で堂々としているのに、
八重のそれは、いくつかの場所に分かれ、しかも遠慮がちです。

「何故だろう?」
ネットで調べてみました。
あるブログによれば、椿という花の、長い進化の過程において、
花弁が八重になるのは、なんとなんと、この雄蕊が花弁に変異したものだとのこと。

それ以上の詳しいことは深入りしていませんが、
何やら、八重の花弁と雄蕊には深い関係があるようです。
こんなことを知ったのも、この絵を描くチャンスがあったからで、嬉しく感じたことでした。

さて、赤の色合い。
これをどう出すか迷っていましたら、先生から“最初はオペラからですよ”との即答。
まだまだ自分は、この発色性の強い絵の具を使いこなせていないなあ、とつくづく。

そして柚子。
紅一点ならぬ、紅のなかの黄一点。
大事な役割を果たしてくれています。




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1 コメント

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Unknown (mori)
2016-11-28 06:53:15
八重椿は知っていましたが、八重寒椿は知りませんでした。花弁が大きいですね。大きな赤い花に柚子の黄色とどちらかと言うと派手な色合いを、敷物とバックの色で絵全般をバランスよく落ち着かせていると思います。
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