落ち葉を描きました。
今回も教室(12月19日)のモチーフ担当の1人で、近くの公園や路傍で集めたものです。
集めていると小学生の子供たちが寄ってきて、松ぼっくりは彼らが木を揺すりながら拾ってくれたものです。
教室で6~7割かたを描き、我が家で仕上げました。
描き終わった後、落ち葉たちに“ありがとうさん”と礼を言いつつビニール袋に入れ、それを我が家のゴミ箱へ。
すると家内からひとこと。“マンション裏の木々の下に置いてあげたらいかがですか”と。
そうだ、彼らには、自然に帰り、最後のもう一仕事を!
今年はこれにて納めたいと思います。
コメントはじめお付き合いいただいた方々に、厚く厚く御礼申し上げます。
どれだけ励みになったことか!
来年は、1月27日(月)から再開したいと思います。
皆様、佳いお年をお迎えくださいますよう。
【補記】
第3節 統一世界の支配を目指した諸会議など
今回は、ロスチャイルド、ロックフェラーに代表される、いわゆるグロ-バリストと言われる人たちの、
公式な機関でないが大きな影響を与えつづける、隠れた民間の組織を勉強したいと思います。
王立国際問題研究所、太平洋問題調査会、外交問題評議会、ビルダーバーグ会議、三極委員会をとりあげてみます。
[王立国際問題研究所]
(RIIA :Royal Institute of International Affairs 通称:チャタムハウス)
WWⅠ後1,919年、パリで講和会議が開かれた際、“将来の戦争回避のため”に国際問題を研究する英米国際問題研究所を設立する構想が
英米双方から生まれるが、具体化するには至らず。
翌1,920年、イギリス国際問題研究所が設立され、1,926年、勅許状を授与され「王立国際問題研究所」(RIIA)となる。
一方アメリカもニューヨークに姉妹機関として「外交問題評議会」(CFR:Council on Foreign Relations)(後述)を設立する。
RIIAは、CFRのアメリカでの活動とほとんど同じ方法で、
イギリスの事実上の支配階級として、グローバリスト達の牙城として位置づけられている。
のみならず、20世紀を通じ世界各国でできた国際問題の研究機関のモデルとして機能し、世界トップクラスの評価を得ている。とのこと。
「チャタムハウスルール」と呼ばれる会議参加者が守るべき行動規範がある。
この研究所を源とするもので、これは、“参加した会議で得られた情報を利用することができるが、
その情報の発言者やその他の参加者の身元および所属に関しては秘匿する義務を負う”とするものである。
英語圏を中心に一般にも用いられているとされるが、
超ド級に秘匿性の高かった、後述のビルダーバーグ会議でも適用されていたとのことである。
☆太平洋問題調査会
(IPR:Institute of Pacific Relations)
(本項は、林千勝氏の「日米戦争を策謀したのは誰だ」、「近衛文麿」(ともにWAC社)を参考にさせていただきました)
WWⅠ後に創設された国際組織の一つに太平洋問題調査会(IPR)があった。
もともとはキリスト教強化のための宗教色の強い組織だったが、その後は政治色を強めたとされる。
RIIA関連のデータベースによると、1,920年代「太平洋地域の相互理解を図るため創設された」とあり、
ロスチャイルド家の統制下にあったことが推定される。
当初は、米、日、中(中華民国)など6か国の支部で始まり、その後時代により参加国の出入りがある。
日本からは、渋沢栄一、新渡戸稲造などが名を連ねた。
IPR最大支部のアメリカ支部は、ロックフェラー1世、2世、そしてロックフェラー財団が、
アメリカのみならず他の支部へも多額の拠出を行った。
IPRは、WWⅡ後も含めて10数回の「太平洋会議」と呼ばれる国際会議を開いた。
1,925年の第1回ホノルル会議、1,927年の第2回ハワイ会議のあとの、
1,929年第3回京都会議あたりから会議の性格が変わり始め、同会議以降、会議の主導権はアメリカIPRが握る。
参加国も、米、日、英、中、加、豪、ニュージランド、比の8地域に加え、ソ連、仏、蘭、メキシコの4か国が加わる。
同会議では日本の新渡戸稲造が議長となるが、主要テーマは「満州問題」が取り上げられ、
日本と中国の間で、激しい応酬があった、と。
1,933年に、IPRの国際事務局長(事務総長)にロックフェラーに近いエドワード・カーターが選ばれると、
IPRは、日本の対中国政策を批判し、日本を抑止する政治団体へと完全に性格を変えた、と。
カーター局長は、IPRのネットワークを、植民地を持っていた仏、蘭、更にはソ連、印まで拡大し、一気にソ連寄りとなる。
IPRは、1,919年コミンテルン設置以来勢力拡大を図っていたソ連を通じて、
国際共産主義者たちを大勢取り込み、IPRはさながら彼らの牙城となった。
この中には近衛文麿の側近で活動した日本人メンバーも含まれた。
彼らIPR共産主義の主要メンバーには、
オーエン・ラティモア(ルーズベルト政権で戦時情報局の太平洋部長、1,945~1,946年日本の戦後政策に関する政府顧問)、
トーマス・ビッソン(1,945年米国調査団として近衛文麿尋問、1,946年GHQ民生局でケーディス次長のもと、憲法起草や財閥解体など)、
ハーバート・ノーマン(近衛内閣の風見章と昵懇、1,938年からIPR研究員として「日本処理案」を発表、戦後は日本の戦犯容疑者を探す部署の担当課長)、
ギュンター・シュタイン(イギリスの記者で、ゾルゲ事件の尾崎秀実の同志)などがいた。
日本は、1,939年開戦直後の第7回大会から大戦後の1,950年第9回まで不参加。
IPRは1,950年代前半のマッカーシズム(赤狩り)や同年代後半の雪解けブームの影響下、
ロックフェラー財団からの拠金も停止となり、1,961年に解散する。
IPRはこのように、WWⅠ後からWWⅡの前後を通じ、
ロスチャイルドの大枠のコントロールのもと、ロックフェラー財団がリードし、ソ連からの共産主義もが入り、
日本を包囲し追い込み、日本を叩き、敗戦後の日本統治までを自分たちの意のままにした
・・・正に、その張本人たちの組織であった、と。
[外交問題評議会]
(CFR:Council on Foreign Relations)
上述の通り、WWⅠ後の1,921年、、王立国際問題研究所(RIIA)の姉妹機関として創設された。
ロックフェラー財団が主導する組織であるが、
本組織について、ロックフェラー3世の回顧録に記されている、いわば表向きの内容と、
この評議会等に隠された本質を抉り出した「ビルダーバーグ倶楽部」(ダニエル・エスチューリン著)
(復刻版 第2章 外交問題評議会)(後述)に記された内容の双方をピックアップさせていただく。
まず3世の回顧録では、「誇り高き国際主義者」との章のもと、
“国際主義者でありたい”との3世の生涯の探求目標から始まっている。
「CFR(設立目的)は、WWⅠ後も世界の他の地域での出来事は、アメリカ国民の生活に直接影響を及ぼし、
国民は外交問題について知る必要があるため、
アメリカに関わる国際的な問題について継続的に会議を行えるようにすることだった」と。
1,930年代は、独裁者の出現と戦争勃発に対するアメリカの対応を、
WWⅡ後は、ソ連共産主義の世界的拡大の新たな脅威についてアメリカ人に警告を与え、
1,950年代から現在に至るまで、ベトナム、中国の開放化、ソ連との緊張緩和などなど、
諸々の重要な討論の場を提供してきた。
CFRの強みと名声の理由で一番に挙げられるのは、委員たちの質と多様性とし、
アメリカの外交政策を左右し続けている理由は、ホワイトハウスや国務省との秘密のパイプラインではなく、
委員の質や厳正な議論と無所属の精神等である、としている。
3世はこの評議会に、1,949年(34歳)から理事として、1,970年から85年までの15年間、議長として関わっており、
30年余にわたり影響を与え続けたことになる。
回顧録では、自分たちロックフェラー一族が多くの批判者(ポピュリスト)がら“攻撃を受けてきた”とし、
その攻撃内容は、ロックフェラー家が“アメリカの政治や経済の制度に大きな影響を与えている”、“アメリカの国益に反する秘密結社だ”、
“ロックフェラー一族は国際主義者であり、より統合的でグローバルな政治経済構造 (ひとつの世界)を企んでいる”などとするものである。
批判するポピュリストたちは、それまでに私たちが国際的役割を果たしたおかげで生じた“利益”についてはこれを黙殺している。
グローバルな相互依存は夢物語ではなく確固たる事実で、アメリカはグローバルな責任から逃げられない、と。
一方、「ビルダーバーグ倶楽部」の著者・ダニエル・エスチューリン氏は、このCFRの実態を次のように暴露している。
本部はニューヨーク、設立以来ほとんどメディアにも登場しなかった秘匿性の高い会。
メンバーはアメリカのトップクラスの指導者約3,000人とされるが、(3世自身も述べているように)その質の高さと多様性は特筆される。
米国政権の閣僚ポストは、民主党、共和党を問わず、ほぼ例外なくこのCFRのメンバーで占められている。
歴代アメリカ大統領にはこのメンバーから選ばれた者も多いが、
その大統領選挙のときから、CFR同士で争ったり、
たとえメンバーでない者が大統領になっても、閣僚にはCFRメンバーを充てる、とされる。
しかも、政権の意思決定は大統領ではなくCFRのメンバーたちが決めていると。
ではこのCFRなる組織が目指しているものは何か?エスチューリン氏は同著の中で、『アメリカという国家を廃止する』との中見出しのもと、
メンバーたちが、フォーリン・アフェアーズ(本評議会の公式機関誌)への掲載記事や講演などで述べた、次のような例示をしている。
△「国家の目指すべきところ』との題のもと、「われわれ米国が目指すべきは、アメリカという『国家の廃止』である。
他国に呼びかけ、彼我の統治権を共同行使するのだ。
そのためには一定のリスクを冒す必要がある」(1,971年フォーリン・アフェアーズ ブリュースター・エール大学学長)
△「・・・誰もが恐れるのは、正体不明の脅威だ。
準備されたシナリオに沿ってその脅威を演出すれば、個人の権利は同意を求めるまでもなく放棄される。
『世界政府』がもたらす幸福の保証を得ようとするからだ」(1,992年演説 ヘンリー・キッシンジャー)
同著でエスチューリン氏は、そのほかにも、CFRは、(小見出しを拾うだけで)
“民主主義の抑圧こそグローバル政府の究極の狙い”、“独立国家を侵略するグローバル社会”、
“地球市民という名の奴隷になる未来”などの言葉が並び、CFRの本質を抉り出そうとした内容になっている。
[ビルダーバーグ会議]
私(筆者)がこの「ビルダーバーグ会議」とその著者のことを知ったのは、
今年の9月、「グローバリストの世界覇権史」(ダニエル・エスチューリン著 河添恵子解説 経営科学出版)を入手、冒頭の次の部分を読んでからである。
河添氏の解説から始まり、そこでは、
著者ダニエル・エスチューリンという名前から、皆さんは何が浮かびますか?
彼の代表作の一冊は『ビルダーバーグ倶楽部 世界を支配する陰のグローバル政府』(2,006年に日本語本が発刊)です。
ロスチャイルド家、デイビッド・ロックフェラー、ヘンリー・キッシンジャー、アメリカの大統領、
ヨーロッパ各国の大統領や首相、世界銀行や国際通貨基金(IMF)の幹部、欧州中御銀行総裁、
ビル・ゲイツ夫妻、NATO首脳、欧州の全王室、世界で最も裕福な多国籍企業のビジネス・リーダーのトップ等
・・・ディープ・ステート(DS)とその仲間たちが、
人類の経済的、政治的未来について議論するために集う秘密会議を暴いたのが、エスチューリン氏のこの本でした。
彼は他の誰もが成し遂げられなかったことを成し遂げたのです。
豪華なホテルの密室で何が語られていたのか、非公開の内容をスパイさながらに現場に侵入し、それを一般に公開しました。
すなわち、「陰謀論」ではなく、世界の極々一部のパワフルな人たち
・・・陰のグローバル政府による「陰謀が存在する」という確固たる証拠を世界に晒したのです。
・・・(冒頭の引用終わり)・・・
拙ブログでロスチャイルドやロックフェラーのことを勉強している自分には格好の本だなと思いネットで探しましたら、
中古本でも相当に高価で、躊躇っていた丁度そのとき、10月に入って
『ビルダーバーグ倶楽部』(復刻版 ダニエル・エスチューリン著 ヒカルランド刊)が発売され、早速入手した次第でした。
本著では「ビルダーバーグ倶楽部」のことはもとより、
この組織と密接に関家する「外交問題評議会」や「三極委員会」についても大変貴重なことが書かれており、
拙ブログでも参考にさせていただきました。
ダニエル・エスチューリン氏は、ジャーナリスト。1,966年ソ連生まれ。一家は1,980年反ソ的活動によりソ連から追放される。父や叔父も反政府の廉で獄死、暗殺。
一方祖父はKGB部長の経験など対外諜報活動に従事、その関係でKGB、CIA、MI6など信頼度の高い多角な情報を持つ。ビルダーバーグ関連では何度も命を狙われた、と。
ビルダーバーグなる言葉は、1,954年、オランダのベルンハルト王子の呼びかけにより、
オランダのオーステルベークの「ビルダーバーグ・ホテル」で結成、第1回会合が開かれたことから、
ビルダーバーグ・クラブと命名された、と。
王子に呼びかけたのはイギリスの元情報機関の人物だったようで、ロスチャイルド家の関与が推定される。
ロックフェラー3世も回顧録によれば設立最初の会合(50名程度)のアメリカ代表(11名)の1人として参加している。
年間のペースでみれば、1月∼2月のダボスで世界経済フォーラム、4月~5月のビルダーバーグとG8、
9月のIMFと世界銀行・・・の一連の動きのなかで、ある種の国際的合意が生まれ、
それが順繰りに次の会議へと申し送られる、という。
本倶楽部のメンバーは、本項冒頭に記したように、世界の政治、経済、金融、メデイア等を代表する、もの凄い人たちで、
長年続けて参加するメンバーと、時宜に応じて招かれるグループに分かれているという。
会議の内容は、その時々の経済的、政治的未来がテーマだとされるが、とにかく秘匿性が高く、陰謀論も多く、
エスチューリン氏が2,006年の上梓は、それが陰謀ではなく現実に行われていたことが証明されただけに、大きな反響があったとのこと。
欧米の主要メディアも招待され参加していながら、完全にビルダーバーグ・クラブ側のコントロール下にある、とされる。
エスチューリン氏は、ビルダーバーグ・クラブの野望について次のように記している。
ビルダーバーグ・クラブは、ナショナリズムを超越した世界のあり方を探っている。
それは、地球上に「国境」という概念がない世界である。
一般大衆にはマインドコントロールしつつ、気づかれないようにことを進める。
氏は更に、ビルダーバーグの『最終目標』は、
ビルダーバーグそのものが『世界政府』となり、単一のグローバル市場を形成し、
グローバル軍に治安を守らせ、グローバル通貨のみを流通させ、グローバル銀行一行に金融行政を委ねることだ、と言い切っている。
また、エスチューリン氏は、ロックフェラー3世の次の言葉を紹介する。
欧米のメディアが会合のことを公表しなかったことに触れ、(3世は)次のように述べた。
「われわれは、『ワシントン・ポスト』紙や『ニューヨーク・タイムズ』紙、そして『タイム』紙をはじめとする立派な出版事業者に大変感謝している。
こうした各社の経営幹部がわれわれの会合に40年にわたって参加し、
しかもその間、無用な口外はしないとの約束をたがえることなく尊重し続けてくれた」と語り、
更に「その内容がこれまでにもし公表されていたら、われわれの世界計画を進めることはできなかっただろう。
世界中が洗練された今、世界政府の樹立の準備は整った。民族自決の原則より、エリート知識人と国際銀行家による超国家規模の統治のほうがもちろん好ましいのだ」と。
[三極委員会]
三極委員会は、回顧録執筆者・ロックフェラー3世の主導のもと、1,973年、ニクソン政権下に設立された。
同回顧録によると、3世が創設に関わった組織のなかで、最も大衆の厳しい目にさらされ、注目を集めたのが「三極委員会」であると。
その理由は、三極委員会が世界政府の樹立をたくらんでいると主張し、“邪悪なものの奥底から”生じた組織だと主張する者さえいる。
3世はいう。三極委員会はビルダーバーグと同じく、陰謀論者たちが描写するよりも、ずっと温和な組織だ。
委員会の構成は幅広い基盤にたち、国家間の差異の橋渡しをしようとする試みである、と。
3世に、北アメリカ、ヨーロッパ、日本という三つの民主資本主義の中心地のアイデアが浮かんだのは、
1,970年代初頭に世界の力関係が根本的に変わったことを実感したから、とする。
アメリカは、なお優勢を保ちつつも、経済力が比較的下降気味になるなか、
とりわけ日本は経済大国となり、特に自動車などの輸出で食い込んでくるのに、
日本国内の市場開放は渋り、“ただ乗り客”との強い認識があり、日本の参加が不可欠、としている。
3世の別荘で開かれた事前の会合には、日本から大来佐武郎氏や宮澤喜一氏らが参加している。
会長には、コロンビア大学のブレジンスキーが就いて活動を始めた。
3世は、1,971年にニクソンが掲げていた“NEP”(ニュー・エコノミック・ポリシー)で衝突する。
NEPでは、インフレを抑えるため、政府が賃金と物価の統制と関税引き上げ措置を講じる(市場の基本を行政の指導下におく)もので、
“市場の自由にまかせる”主義の3世と対立、
このことが決定的となって、ビルダーバーグ、RIIA、あるいはMI6も絡んだウォーターゲート事件となり、
ニクソンと側近は退陣に追い込まれた(1,974年)、と。
ニクソンの後のフォード大統領は、ビルダーバーグとCFRのメンバーで、
キッシンジャー(3世の代理人)の指示で動くこととなり、
キッシンジャーのグローバル戦略「新たな国際秩序」を打ちあげる。
次のカーターは、三極委員会の最初のメンバーで、1,976年秋の大統領選挙に当選、その政権メンバーには三極委員会からブレジンスキーほか15名が選ばれた。
エスチューリン氏によれば、カーター大統領は、「今、勢力均衡政策から世界秩序政策(への転換)を求められており」、
「北米、欧州、日本の協力関係構築に勤めなければならない」とする演説を決まったように繰り返した、と。
同じくエスチューリン氏は、ブレジンスキーの著「テクネロニック」(読売新聞社)の中の次の決定的な言葉を紹介している。
ブレジンスキー曰く、「三極委員会の目的は『世界支配の完成』なのだ」と。
私(筆者)も、かって「キッシンジャー秘録」(一部)(1,980年)、ブレジンスキーの「ひよわな花日本」(1,972年)、「世界はこう動く」(1,997年)を読んだが、
恥ずかしながら、彼らがここまでの思想とは思わなかった。
なお、キッシンジャー、ブレジンスキーの両氏とも、『ユダヤの著名な人々(政界)』に紹介されている(「日本とユダヤの古代史&世界史」(田中英道 茂木 誠共著))。
本章における主要参考文献など
「ロックフェラー回顧録」(デイヴィッド・ロックフェラー著)新潮社
「ロックフェラー帝国の陰謀」(ゲイリー・アレン著)自由国民社
「アメリカの経済支配者たち」(広瀬 隆著)集英社新書
「THE ROTHSCHILD」(林 千勝著)経営科学出版
「日米開戦を策謀したのは誰だ」(林 千勝著)WAC
「近衛文麿」(林 千勝著)WAC
「ビルダーバーグ倶楽部(復刻版)」(ダニエル・エスチューリン著)ヒカルランド
「グローバリストの世界覇権史」(ダニエル・エスチューリン著 河添恵子解説)経営科学出版
「ロックフェラー対ロスチャイルド」(藤井昇著)徳間書店
補記の内容、過去全く知らなかった世界を分析していただき深い洞察への知的満足を感じながら、歴史の中の光と影に複雑な思いを禁じえず、頭の整理が追いつきません。
キッシンジャーやグローバリストなど世界的規模で活躍する人々にはプラスのイメージを持っていましたが、世界制覇を目的とする隠れた(陰のイメージ)は、自分の中で受け入れられないものがあります。
多様性の名のもとに、国境・人種・性別・家族・伝統などを撤廃しようとする企みに危惧を覚えます。
ブログでの解説を学びながら、自分の知らなかった過去から現在の国際状況を見聞きし、自分なりの価値観を固めていこうと思います。
今年のブログに感謝し、来年の作品・補記を期待しながら年を越したいと思います。
ありがとうございました、良い年をお迎えください。
私もウォーキングでよく見かけます。季節感バッチリです。
世界統一国家の考えは悪くはないものの、現実的ではないでしょうね。
それにしても日本の日清、日露、第一次・第二次世界大戦、その前後にこれだけユダヤ関係が影響していたのだと改めて知りました。
最後になりますが、今年も色々教えて頂き有難う御座いました。来年も宜しくお願い致します。良いお年をお迎えください。