
我が家のヤカンです。
今回も柴崎春通先生がyoutubeにアップされている
「水彩画の基本 金属の質感を描くコツ」に刺激と技法をいただきながら描きました。
“鉛筆画”での金属ものは「俺もラッパ飲みするぞー」(2011.11.28)で
アップしていますが、金属ものだけを“水彩画”で描くのはこれが初めてです。
一枚目は筆を入れすぎて失敗しました。二枚目の作であります。
やや古びた我が家のヤカン、心をこめてクレンザーで磨き、テーブルのシート上に。
光るすぐ横が暗くなる、という金属独特の光の反射。
色は冷たい青系が基調ではありますが、
鮮やかな色なども入っています。
同じ混色でも、濁ったそれはパレット上で混ぜて作りますが、
一旦塗った色を乾かした後、その上から重ね塗りすると、
鮮やかさを保ったままの混色になる・・・こんなことも確認できました。
ヤカン上部の樹脂は勿論、蓋から底に至る金属部分でも
その部位によって微妙な違いがあり、
これらは描いてみて初めて体感できたことでした。
これらは描いてみて初めて体感できたことでした。
中でも球面の膨らみ方とそれに伴う陰影の映り込みも面白い表情でした。
描く自分まで映ってましたが、どこが自分かは???。
描いた当日は、他のナベやお玉、それに流し台まできれいに磨き上げたことでした。(自ら進んで・・・)
金属の冷たさ、強さ、テカリがよく表現されていると思います。
この感じを表現するのに、色の濃淡と言うか明暗とか、形とか、色合いとか細かいところを上手く組み合わせる必要があるんでしょうね。
ただ、今回の「金属ものに挑戦」のような難しいのはとても手が出せそうもないです。
金属の部位の微妙な違い、樹脂部分の金属との違い、膨らみ方や陰影も描き分ける・・・。
我が家の台所を綺麗にする、これくらいは実行してみましょう。