虻田福寿草の里 R- 5-3- 7

葬儀が終わって早くも二週間が過ぎて行った。
大方の事後書類処理が終わった今、心の中は
「空虚感」に支配されている様だ。
要介護の判定を受けてから三年間、家事全般は
出来る様になっているので独り暮らしには支障は
ないが何故か張り合いを失った気持ちで
困惑の連続だった介護期間が懐かしくさえ思える。

そんな気分を振り払うために外歩きを開始、手始めに
下仁田虻田の福寿草の里、大桁山を望む山里の斜面で
福寿草・紅梅・白梅・蝋梅が妍を競っている。
福寿草は残念にも最盛期を過ぎたようだが太く長い径の
特徴を未だ顕示、見事な千本の紅梅は白梅・蝋梅を
従えて優雅な姿を見せていた。

虻田福寿草の里 　(BGMはメリー・ホプキンの「悲しき天使」)



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