クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名五万石 一日一山 (3) R- 1- 6-17

2019-06-18 16:09:59 | 榛名湖周辺
恒例の月曜のフリー時間を利用して四年ぶりに榛名の低山・五万石に
行って見た。この山はかっての爺イもそうであったように榛名湖周辺の
4-5山の低山周回の序に一寸登る山で「呆気なく登頂」と記される。
だが、最近の爺イには一日一山の範囲になっている。

伊香保の街中を抜けて通行車両の少ない平日の県道33号線で
のんびり走行し、カーブ17の空き地に駐車。



蛇が岳林道は相変わらずセミの声が充満しているが日陰が多いせいか
風が冷たく夏並みの高温には程遠い。



何度もS字カーブを繰り返し登山口目印の二つ並んだカーブミラーと
「土砂流出防備保安林」と書かれた白杭。カーブ西端に登山口の目印。



最初は一寸した高みを目指す。



今日は楚蘭山楽会の故・川俣さんが記録したこんな樹幹の表示を
探しながら進むが結局最後まで見つからずに終わってしまった。
まあ、かなり古い記録だから無理もないかな?



高みを下ると目印の目立つ林間の道。



やがて右下の斜面から登って来た時の目印の大木前。



その脇に「山」と彫られたコンクリート柱。近くに赤札の見出し票が
あるから境界杭の類かな?



やがて傾斜もあり雨後で下地がグツグツのため歩行し難そうな斜面前。



何となく嫌気がさしてもっと楽な尾根登りがある筈と大きな窪の
淵を水平移動して右に回り込み尾根風の所を捉えたが見上げて
ガックリ、大岩の連続で下りは兎も角、登りでは前途が見えないので
年寄り向きではなく断念して元に戻るが帰路には使おうと決めた。



斜面登り開始、幅広斜面には踏み跡も無いから皆さん勝手に気の
向くままに登っているのだろう。



傾斜は相当なものだか゜意外に摑まる立木が少なく腐った樹も
混じっているので楽ではない。



少し、苦しくなったので何とか楽をしようと再び右手の小尾根と
思える方に水平移動。



小尾根に着いてほんの一寸登ったら倒木の所で本尾根。



右手を見ると奇麗な尾根が下降している。帰路に探索と決めた。



左の登路を見ると何と明確な赤テープ。入口のものと付け方が
似ているが、不思議なのは途中では見ていないので一体どこの
ルートから来たのか分からない。帰路の宿題が増えた。



三角点まで僅かに120m程の位置。あとは平坦尾根をブラブラ歩き。



浅底のお椀を伏せたような頂上直前に樹幹に白テープの太巻き。



ど真ん中に三角点、三等で点名は「伊香保」1060.35m



乗り越しの北北東尾根も奇麗に伸びているがこれは榛名の山中を
延々と下るだけで何もないから探索の枠外。



頂上に違和感、多数ある筈の頂上標識が全く見つからない。
三角点が無ければ違う山に居ると思ってしまう。
漸く一つこんなもの、さっきの樹幹白ハチマキの御仁作?



樹間の高い位置を探すと小さなN.Gさんのものと



作者不明の一枚を見つけた。かっての名作標識はどうしたんだろ。



行方不明の五枚の標識。



本日の爺イ、標識に出会えず気落ちの風情。



少し休んで帰路につき、本尾根との赤テープ合流点をそのまま
下ってみたが100mも行かないうちに断崖同然の地形に遭遇して
引き返し、



今度は赤テープ位置からその出所を探して直行するも
反応なし、仕方なく出発点に向かって幾つもの窪を水平横断、
すると偶然にも最初に見上げた岩尾根の延長に達して慎重に
下降、見覚えのある巨岩前に到達。



最後の窪の淵を回って出発点に帰着してメデタシ。



時間に余裕があるので初夏の榛名湖外輪山。

    

最後は盟友のウバ百合成長具合のチェック。
榛名湖北岸の釣り人が集うこの看板位置が穴場。



北岸の様子



北岸斜面は長かった水仙が影を潜めたので容易に発見。



県道28号を東吾妻に下って教育林入口の先。



以上で本日終了。

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2 コメント

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道無き道ですね! (J-Blue)
2019-06-18 17:53:48
何時もながらのマニアックな山歩きに感心しています。
都会の23区に住んでいるとなかなか山歩きも
簡単にできないので
且つアクティブな行動力にも羨ましく拝見しています。
此からもBlog記事愉しみにしています。
返信する
re.五万石 (爺イ)
2019-06-19 12:01:27
J-Blueさん コメント有難うございました。
当方、相変わらず山裾を徘徊しておりますが
気温上昇と共に段々高度も上げなくては
ならないので行先が限定されてしまいます。
貴兄の大野山周回拝見しましたがあの行程図は
詳細ですね。これから初めて行こうとする人には
大助かりになるでしょう。その内、小生も真似するかも。
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