クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

第六回御巣鷹の尾根から大蛇倉山(1) H-22-9-11

2010-09-12 12:45:22 | 神流・上野村
恒例の御巣鷹慰霊登山、今年は一ヶ月遅れで、しかも種々の
理由で月命日の前日。
R-18、R-254、R-45を乗り継いで長い南牧を通過して湯ノ沢
トンネル。2003年に完成された全長3.323mのもの、此れを
使えば自宅から現地までは藤岡周りR-462、R-299の95kに対して
たったの70k。若しかすると笠丸やスーパー林道などはこっちが
便利なのかも知れない。



峠から南に下ると間もなく丁字路で国道R-299(茅野―入間川)に
ぶつかる。角には満艦飾の道標や看板。ここは左折。



約1K進んで楢原郵便局の角を右折、間もなく自然に「ぶどう峠」
に向かうR-124に合流し「三岐」地区で左折してダム道路に入ると
8箇所のトンネルが始まる。三岐、浜平、大神楽一号、二号、
虎王、長岩、手水そして琴音でダム道路と分かれて村道。



右にダム施設を見ながらあと8.5K。



広場に着くがここは旧登山道入り口の駐車場。



そこから更に1.4K、標高差 180mで新駐車場。二時間五分の所要。
ここから「昇魂の碑」まで歩行距離800m、標高差 更に180m。



直ぐに旧登山道と合流。旧道は閉鎖されている。



有名になった「すげのさわのささやき」。事故の事が記されている。



左手上に作業小屋が二棟。未だ半分ぐらいの行程。湿度が高い上に
無風の高温、途中の水場で顔を冷やす。



路傍に小さなお地蔵様。



急登混じりの蛇行道を50分も掛けて「昇魂の碑」(8.40)、
時間が早いせいか誰も居ない。



西側には風車が多数、風を受けて軽く回っている。
早速線香を供えて拝礼。標高は1560m。



今日は別の目的もあるので墓標巡りは勘弁して貰って尾根に向かう。
直ぐ上に「御巣鷹茜観音」にも一礼(9.01)。



忽ち始まる急登に驚きながら左手を見ると墜落寸前に胴体をこすったと
伝えられる稜線の切り込みがはっきり見えた。



林に入る手前に「日航ノ頭」の道標、県境の1922m峰にどうして
この名が付いたかは分からない。



この辺では道はこんな程度。



この道標を過ぎると、道は爺イが経験したことの無い酷い急登。



途中の路傍の右手の叢に新しい図根点。「高三四三号」で上の
樹幹に赤の見出し票。




その先に苔むした古い境界杭らしきもの。



この岩は左を巻くが大回りし過ぎて復帰に大童。



次の大岩の前で巻き道が分からず立ち往生、目の前にテープ。
「8/12ここから下山」と読める。命日の8/12にここまで来て
撤退したのだろうか? 結局、ここは右に巻いて突破。



急登に加えてこの倒木の山なので余計に厄介。正に上野村原生林。



見慣れたブルー紐を含めて古い目印が多い。



何とか長野・群馬の県境着。標高は約 1880m地点(10.46)。



次ページに続く

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