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下仁田・金剛萱を「小河原」から登って「清水」に降りる周回をしようと
思って下仁田へ。参考にしたのは11年前の移動通信氏の記録と300選。
漸く工事が終わって走り易くなった「碓東大橋」を通過して「岩井」から
10号線を経て254線、西進して下仁田・町役場先から54号、
「跡倉」で左折して172号に入ると間も無く左の山手に小河原の
「明照院」。適当に小橋を渡って対岸の細道を行き保育園の少し先に
山手に入るコンクリート舗装の林道、ここがスタート地点。
然し、残念ながら駐車場所が無い。仕方なく近所の福田さん宅の庭に
車を置かせてもらう。この林道を奥まで車で乗り入れてしまったら
面白味は半減し、ハイキングにならない。
農作業の男性が「大きな分岐は左だよ」と言う声を背に聞きながら
金剛萱林道に入る。
目的地までの水平直線距離1.64k、歩行標高差488m。(9.42)
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林道は渓流に沿った杉林の中登。暫くで最初の分岐、表示には「桑原1号線」
とあるので関係無し。
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斜面に石宮がありこれから行くのが信仰の山と思わせる。(10.03)
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間も無く大きな分岐、先程の声の記憶が残っていたので左折。が、これが
間違いの元で早すぎたらしい。(10.23)
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直ぐに林道は終わりで木材が集積してある。
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間違ったな、と思って戻ろうとしたら急斜面にハッキリとした道が
見えたので、行ってしまえで、そのまま登り出す。猛烈な急登の途中で
これは登山道ではなく切り出した木材を滑り落した跡だと気が付く。
だが、面倒なので其の侭、進む。
切り出し区域が終わると矢張り、道無しの急斜面のみが残ったが、前面の
稜線も左程遠くは無いので強引に登り上げる。着いた稜線で計測すると
標高588mは良いとして目的地は西南0.92k。(10.47)
とんでもない見当違いであったが、兎に角さっきの林道に復帰するため
には稜線を西進する他に方法は無い。幾つかアップダウンを繰り返すと
突然に北側の展望が開けてデコボコ山が見えた。254線からも見た
ような気がする形、若しかすると「大崩山」?
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やがて崖のようなところを急降したら作業道に飛び出したが、一寸雰囲気が
違う。右の登りを進むと今度は広い林道。多分元に戻れたらしい。
出口を振りかえると「桑原5号」とあつた。(11.12)
ここで標高638m、目標までの直線距離530m。
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少し行くと「金剛萱線」の道標があって一安心。(11.26)
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だが、ここから大分歩かされる。間も無く意外な光景が目に飛び込む。
山の上が造成されているのだ。こんな所に工場や住宅でも無いし、採石
するような地質でもない。訝りながら行くと待望の老朽作業小屋発見、
多分これは2つ目のものだろう。

尚も造成場所に近付いて驚いた。其処は山を切り崩して作った広大な
蒟蒻畑で十人ほどが掘り出しの真最中。(11.38)
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畑は標高698m、第一目標の金剛萱東鞍部まで直線距離229m。
畑の中を突っ切る形で林道は奥の林に延びる。が、林の前で林道は終点。
前面の尾根に勢い込んで突進。しかし、奥の崖が登れずに大きく左に
迂回して小尾根を利用して稜線に這いあがる。(11.56)

今度こそ、本物らしく尾根の西の延長には金剛萱と思われる巨大ピーク。
この稜線で標高737m。藪の岩尾根と平坦道を繰り返すが
急に元気が出て一気に登り上げ、頂上に到着。(12.12)

極く狭い場所に石宮が6個に、石仏が三体、それに三角点と二枚の
頂上標識と賑やか。
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お賽銭は37枚で金277円也。移動通信氏が補修したと言うkumo
標識は見付らない。
古い此方が「G氏ブリキ板」かな。1995元旦・神戸の書き込みもある。
が、778mは間違いだろう。神戸とは下仁田で2番目に多い姓なので
多分地元の人だろう。

もう一つの新しいのは788mと正確。
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展望は樹葉の関係で南だけだが、逆光と霞で良く見えない。南の真下に
集落が見えた方が驚き。ゆっくり休んで清水に向って下山開始。
(12.51)
確たる道も無いので方角を北に決めて適当に尾根を選んで下る。
途中にも石仏がある。
尾根は大きく西と北に分かれるが、赤テープが見らる北に向う。やがて
沢の上を細い踏み跡が尾根を跨いで横に走っているのでそれを辿って少し
西目の尾根に。(13.08)
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あちこち、方向を微調整しながら藪を突き進む。既にちゃんとした登山道を
外した事は自覚したが必ず林道に出会う事は確かなので気楽。案の定、
下に作業道らしきものが見えたので、降り立った。
と言いたいが、実際は崖から林道に滑り落ちたのだ。(13.24)
これは「林道塩ノ宮線」だと勝手に決めこむ。

一呼吸置いて右の下り道へ。直ぐに右からの大きな林道と合流。標識は
無いが若しかするとこれが「桑原3号線」かもしれない。
舗装が始まるところは広場風、しかし大型の廃棄車両が二台、何処にも
「困ったさん」は居るものだ。

反対側の山の中腹に大きな寺院、多分「来迎寺」だろう。もう大丈夫。
長い長い下りをノンビリ行くと、漸く集落が見え、確かに172号線・
清水に到着。(14.05)
林道出口に廃業したらしい「下仁田温泉・鹿ノ湯」がある。
この家がタレント・井森美幸の実家と言われるところ。しかし、後で
駐車させてもらった福田さんの話では、井森さんはここで育ったのは
事実らしいが、この温泉宿の主人の妹の子供だとか。

清水からは「青倉川」の素晴らしい流れを見ながら県道を下り駐車
場所に帰着。(14.29)
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県道からの金剛萱の眺めが下の写真。
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福田さんの家に少しお邪魔してからノンビリ帰宅。
予定外の大回りをしたが、この周回は成功と言う事にしておこう。
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思って下仁田へ。参考にしたのは11年前の移動通信氏の記録と300選。
漸く工事が終わって走り易くなった「碓東大橋」を通過して「岩井」から
10号線を経て254線、西進して下仁田・町役場先から54号、
「跡倉」で左折して172号に入ると間も無く左の山手に小河原の
「明照院」。適当に小橋を渡って対岸の細道を行き保育園の少し先に
山手に入るコンクリート舗装の林道、ここがスタート地点。
然し、残念ながら駐車場所が無い。仕方なく近所の福田さん宅の庭に
車を置かせてもらう。この林道を奥まで車で乗り入れてしまったら
面白味は半減し、ハイキングにならない。
農作業の男性が「大きな分岐は左だよ」と言う声を背に聞きながら
金剛萱林道に入る。
目的地までの水平直線距離1.64k、歩行標高差488m。(9.42)
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林道は渓流に沿った杉林の中登。暫くで最初の分岐、表示には「桑原1号線」
とあるので関係無し。
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斜面に石宮がありこれから行くのが信仰の山と思わせる。(10.03)
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間も無く大きな分岐、先程の声の記憶が残っていたので左折。が、これが
間違いの元で早すぎたらしい。(10.23)
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直ぐに林道は終わりで木材が集積してある。
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間違ったな、と思って戻ろうとしたら急斜面にハッキリとした道が
見えたので、行ってしまえで、そのまま登り出す。猛烈な急登の途中で
これは登山道ではなく切り出した木材を滑り落した跡だと気が付く。
だが、面倒なので其の侭、進む。
切り出し区域が終わると矢張り、道無しの急斜面のみが残ったが、前面の
稜線も左程遠くは無いので強引に登り上げる。着いた稜線で計測すると
標高588mは良いとして目的地は西南0.92k。(10.47)
とんでもない見当違いであったが、兎に角さっきの林道に復帰するため
には稜線を西進する他に方法は無い。幾つかアップダウンを繰り返すと
突然に北側の展望が開けてデコボコ山が見えた。254線からも見た
ような気がする形、若しかすると「大崩山」?
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やがて崖のようなところを急降したら作業道に飛び出したが、一寸雰囲気が
違う。右の登りを進むと今度は広い林道。多分元に戻れたらしい。
出口を振りかえると「桑原5号」とあつた。(11.12)
ここで標高638m、目標までの直線距離530m。
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少し行くと「金剛萱線」の道標があって一安心。(11.26)
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だが、ここから大分歩かされる。間も無く意外な光景が目に飛び込む。
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するような地質でもない。訝りながら行くと待望の老朽作業小屋発見、
多分これは2つ目のものだろう。
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尚も造成場所に近付いて驚いた。其処は山を切り崩して作った広大な
蒟蒻畑で十人ほどが掘り出しの真最中。(11.38)
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畑は標高698m、第一目標の金剛萱東鞍部まで直線距離229m。
畑の中を突っ切る形で林道は奥の林に延びる。が、林の前で林道は終点。
前面の尾根に勢い込んで突進。しかし、奥の崖が登れずに大きく左に
迂回して小尾根を利用して稜線に這いあがる。(11.56)
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今度こそ、本物らしく尾根の西の延長には金剛萱と思われる巨大ピーク。
この稜線で標高737m。藪の岩尾根と平坦道を繰り返すが
急に元気が出て一気に登り上げ、頂上に到着。(12.12)
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極く狭い場所に石宮が6個に、石仏が三体、それに三角点と二枚の
頂上標識と賑やか。
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お賽銭は37枚で金277円也。移動通信氏が補修したと言うkumo
標識は見付らない。
古い此方が「G氏ブリキ板」かな。1995元旦・神戸の書き込みもある。
が、778mは間違いだろう。神戸とは下仁田で2番目に多い姓なので
多分地元の人だろう。
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展望は樹葉の関係で南だけだが、逆光と霞で良く見えない。南の真下に
集落が見えた方が驚き。ゆっくり休んで清水に向って下山開始。
(12.51)
確たる道も無いので方角を北に決めて適当に尾根を選んで下る。
途中にも石仏がある。
尾根は大きく西と北に分かれるが、赤テープが見らる北に向う。やがて
沢の上を細い踏み跡が尾根を跨いで横に走っているのでそれを辿って少し
西目の尾根に。(13.08)
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と言いたいが、実際は崖から林道に滑り落ちたのだ。(13.24)
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一呼吸置いて右の下り道へ。直ぐに右からの大きな林道と合流。標識は
無いが若しかするとこれが「桑原3号線」かもしれない。
舗装が始まるところは広場風、しかし大型の廃棄車両が二台、何処にも
「困ったさん」は居るものだ。
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反対側の山の中腹に大きな寺院、多分「来迎寺」だろう。もう大丈夫。
長い長い下りをノンビリ行くと、漸く集落が見え、確かに172号線・
清水に到着。(14.05)
林道出口に廃業したらしい「下仁田温泉・鹿ノ湯」がある。
この家がタレント・井森美幸の実家と言われるところ。しかし、後で
駐車させてもらった福田さんの話では、井森さんはここで育ったのは
事実らしいが、この温泉宿の主人の妹の子供だとか。
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場所に帰着。(14.29)
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福田さんの家に少しお邪魔してからノンビリ帰宅。
予定外の大回りをしたが、この周回は成功と言う事にしておこう。
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