![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/35/915482ca2dcfc47ab5da60030c05a71d.jpg)
又もや今日も快晴予報は大外れで朝から薄曇り。だが、気温は高いのでぶらりと榛名方面へ。
狙いは種山北側周辺の地形図にある破線を辿るのんびりハイク。登山と言うより唯の破線遊び。
先ず、種山乗り越しをしなくてはならないが良く知られている南からの登路は面白くないので
登山道のない東側から入って東北から三角点に達するコースを選択。
r-126で榛名に向かい、南・東の榛名林道との交点四つ角の車橋を左折して南林道に入る。
この林道は山筋に沿って蛇行しながらr-33の「びくや」脇に抜ける道。
車橋(現在は橋名のプレートは無くなっている)から約2.5kで林道交差点。左から
「林道・駒寄ー大日陰線」が上がってきている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/b5/4fc1424539c73e26f5cef252a09e0268.jpg)
この角には「大世神山」との宗教施設の看板だけが目立つが右角の石垣には「天狗山」の
標識が文字消えの状態で残っている。ここは天狗山への表参道なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/80/872476ec87f37357041ac50cf373e772.jpg)
数軒の集落の間を抜けて登って行くと間もなく左に「大世自神霊宗」への道があるが
入り口は厳重に閉鎖され関係者以外は立ち入り禁止。更に登ると再び左への細道。
ここが本日の登山口なので幅広のスペースに駐車。丁度来合わせたこの辺の山持ちの
御仁と暫く雑談、爺の車がUターンに邪魔なのに大丈夫、大丈夫と言う太っ腹。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/16/96501301658cfbe28d0543cc54d06994.jpg)
鉄索に沿って登ると直ぐに宗教施設の駐車場裏に出る左への分岐道、立ち入り禁止の
看板は左折に関してのみなので構わずに直進(9.14)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/59/8d59ca222e23725e89b97e38a02243af.jpg)
10m位の笹薮を突破すると作業道跡のような道が現れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/83/77450c4feea33c5436b6e693250c4cd0.jpg)
右手の前方に尾根が見えてきたら右斜面に入っていくが入り口には目印赤テープ健在。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/96/c27a5fd7161e8fccbf2b135e86403b22.jpg)
尾根に向かっての斜面登りなので傾斜はかなりきついが、登山道がある訳でもないので
左目の高い部分を目指して適当にジグザグ歩行。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c0/67fcc1506ff2abf2c6940784379e8264.jpg)
稜線に達すると目の前に赤黒杭、三角点までの直線距離は400m位。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/08/dc3d73a510b4959f98588d7da7b7082e.jpg)
稜線は直ぐに急登に変わる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/e0/ca47266a26b68b779afebdd831be4407.jpg)
前方の新しい尾根に向かうのだが早くも息継ぎの立ち止まり頻発で肺機能の劣化を実感。
こんな事では月末に予定している肺機能検査では多分良い結果は得られそうもない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/e2/2f625111e66a1379a7104670f2f03049.jpg)
新尾根に到着、地形を見ながらの自侭の尾根手繰りは里山ハイクの醍醐味だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/2d/e2bec6abf5e556260fa78c8758f808bf.jpg)
新尾根ではこんな傾斜を嫌に成るほどの長い登りとなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8a/166b04bbd5b58ad6b093ef6b7da8ef34.jpg)
やがて左方向に植林地が見える尾根が見えるのでそちらに向かって斜め登り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7a/3271883e6e20e852f77eb796ea885fd7.jpg)
露岩の多い尾根に達して右上方へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/83/00ffd3477bd6561b766b8b98cf872faa.jpg)
目印の大岩群が見えてくると傾斜も増す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/1a/60c2ee49172d660d35015829d16142eb.jpg)
この大岩の上に這い登って此処から始まる尾根を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c7/f7e3109b01416cbd7866de4513ce788a.jpg)
この尾根は岩尾根で大小の岩が点在していて変化に富むので低山ながらすっかり登山気分満喫。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/ba/c67d3c0c8dadb8792bc08fb1a49fb4c2.jpg)
小コブを二つほど乗り切ると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/76/844e904d0074b9708fece7c000f75a27.jpg)
種山の北斜面が直ぐ傍、約50mの距離。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/eb/45973058a0d1794785bf3b02dbfd59a0.jpg)
三角点に東北からドンピシャリで到着。北斜面の開け方を見るとこの三角点は明らかに
北の方角からの観測だろう。突然、右から軽装の若者が来て何やら案内書らしきものを片手に
風の如くパラグライダー発着場方面に歩き去っていく(10.20)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/7a/3175306872f00594a3aa8f9c37afefae.jpg)
三角点は三等で点名はそのものずばりの「種山」 909.21m。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/39/15a147d44de25633cb8497a0ce6d3116.jpg)
直ぐに120m位西の頂上台地の西端へ移動。こっちが種山頂上と云われて居るらしく見慣れた達筆の
頂上標識が一枚。前回見た「すかいさん」の手の掛かった逸品も、沼田のN.G氏の物も
見当たらない。
かって南の植林地が出来立ての頃はここが絶好の展望場所だったが今は成長した樹木が
視界を遮っていて展望皆無。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/be/5ff22989ad9d67a07eac2c765f1fa7d6.jpg)
少し、休憩してからこんな倒木の脇を西北に向かって乗り越しにかかる。種山北側の破線との
合流まで直線距離で約500M(10.41)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e5/f7fb2796af88ea2528af28fbe86c24a3.jpg)
少し下った位置の僅かな樹間から西北の山が霞んで見える。天狗山は完全に樹木に邪魔されて
見えないから李ヶ岳方面か?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/53/5811921a6380bd5789e2cd0dac71af92.jpg)
登山路は南植林地、北雑木林の境を明瞭に付けられている。かってこのルートは極め付きの
藪道だったが何時の間にか切り払いがされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/83/0f051a74fe3a039cc094487ee409ab37.jpg)
途中に崩落跡があり大木が根こそぎひっくり返っているが登山道までには達していない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/21/ad10805075417c89be803431a4cb1f72.jpg)
やがて破線に合流。目標の天狗南登山路との合流点は北西だが一旦は山並みに沿って南西に
向かう。北西への転換点まで直線距離で350m位の破線辿り(10.58)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/f1/f58e8ebffb99da22a81ff42ac3b4297f.jpg)
路傍に図根三角点。H-13年榛名町の境界確認用らしい。榛名町の高崎市への編入はH-18年。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e0/f0d9d4d9e5a3b844b6dec1ef7b3a8ceb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/45/b68945181046de6fb583f51e5078a3c7.jpg)
北西への急旋回は尾根跨ぎの場所で空き小瓶の目印。これが無いと北から来ると転回場所を
素通りして綺麗な稜線をそのまま下ってしまうだろう。ここら天狗登山道合流までの
直線距離は450m位。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/a8/f2798db2a5c4ca24485caa6230a1c433.jpg)
次第に落ち葉の堆積でルートは不鮮明になるが地形図通りに高度を変えずに大体の
勘で斜面の水平移動。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/26/2cd3d5387e19e04a68997da44bc00e15.jpg)
この大木のテープの土手下で南登山道と合流。登山道からは何の表示もないので
多分分からない。位置は36-26-05 138-51-47 これで一本目の破線ルート確認(11.32)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/85/8672121f8624d990275a124ff00198fd.jpg)
少々、脹脛が張ってきているので天狗山行きは止めにして草むらで軽食と休憩。
もと来た道を引き返す。気付いたらブルー紐、登山用の目印かと思ったら
この先の境界の赤黒杭の見出し用に使われていたので登山用目印では無さそう(12.03)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/0c/54fcde0fba0b61cfc2fd860af100797a.jpg)
帰路も途中まで踏み跡は不明瞭、大体の感覚で歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/77/7c13239f0bc2ef3c97a412c5e135a635.jpg)
無事に種山からの下山尾根に到着。今度は東に向かって窪下り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/e3/f1b17e722e0a56e61b025b9eafad29cb.jpg)
スタートはこのNOプレート付きの赤黒杭(12.32)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/9f/baf320d84562ecf6ae00a0d18f9b1931.jpg)
進路は幅広の窪地、水の流れは全くなく頻繁に現れる杭を追って行く。それが結果として
破線を忠実に辿ることに繋がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/04/558c3013a38ef0b399771d23b77b98f3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/f3/33abb58a9c1f359aef5ac3d01e9008ed.jpg)
やがて窪の幅が狭まり、何時の間にか窪には流水。周辺は急速に藪になり進行には小枝が
邪魔。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/d2/f07bf36c63faceabea7c909683284124.jpg)
藪は次第に酷くなり進路も不明確で右岸左岸を渡り歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/ba/c3d01bbe70484a8932d23f8a010dd55e.jpg)
何時の間にか川筋も可なりの下を流れるが赤黒杭は依然として沢の中央を通っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/32/c673a9ab87a05bf500078b0cdc46adb7.jpg)
暫く右岸を進んだ後、最後には左岸の平らな処を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/fc/b41aebbef540af613d469553a4d81ecc.jpg)
やがて幅広になった道跡を下ると林道に飛び出した。この林道の下方に駐車している。
終盤は杭のある沢の中は歩かなかったが、大方は破線を辿ったことになる(12.57)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/9f/3b89c9d09d74bebc019149c85b802ab3.jpg)
林道を下り始めると直ぐに左に分かれ道で別の林道、辿ったことがないので前途は知らないが
少なくても天狗山登山口ではないだろう。
更に下ると左山手の崖に36童子像が沢山あるが設置から相当時が経っているらしく倒れているもの
碑面が苔に覆われて判読不能の物がある上に撮影できない場所にもあるのでカメラに収めたのは
21体のみ。但し、どう見ても36体揃っているとは思えない。
鳥婆計童子 うばけい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/9b/e9952997cbfdb2584ad0793d2c618beb.jpg)
矜迦羅童子 こんがら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/68/3d02bb93cb544f436741a2eb45a74dc8.jpg)
獅子慧童子 ししえ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/c3/a43f40114b9ccb10eb201ef48b57cbfb.jpg)
妙空蔵童子 みょうくぞう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/58/fe64754f3998ea30c22c3e8db1b5a146.jpg)
不思議童子 ふしぎ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/b8/fb80a1ae3ba8bf1db68b0c2e72cbf982.jpg)
持堅婆童子 じけんば
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/6a/f8616366a6818e3ead4ce19ce5d65ad0.jpg)
召請光童子 ちょうしょうこう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7f/3923db3836189f003fd72f7ef275d93a.jpg)
法守護童子 ほうしゅご
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/cf/56a4c175bd74bfbe97e2cbc8cf84f913.jpg)
普香主童子 ふこしゅ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/41/51db964e3f5376960eaf219feac7dd5e.jpg)
利車昆童子 りしゃび
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/50/63da57abb4731b0eb015d46f28e9372f.jpg)
阿婆羅底童子 あばらち
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/a1/f1d661ba48238cad662b753a681befe9.jpg)
光網勝童子 こうもうしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ad/e70315659c12c9320b7953ec139881e6.jpg)
法挟護童子 ほきょうご
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/df/f228ee1e0275d400b60c1ed57b063139.jpg)
金剛護童子 こんごうご
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/0c/611925b0e701aa55d9f5e4091227ee8d.jpg)
善爾師童子 ぜんにし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/82/d053a3ceacdfc269ec4e276d077b0f31.jpg)
因陀羅童子 いんだら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/4c/79da129447acfcb7773164856649a2a3.jpg)
虚空蔵童子 こくぞう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/db/123b825576f769a3a5b3aa4c6d4850c2.jpg)
獅子光童子 ししこう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/27/d227dfee365b1e84383bf32768c98bfe.jpg)
大光明童子 だいこうみょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/15/7ec79ab6587763f3723a004e4f806cb2.jpg)
伊醯羅童子 いけいら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/31/84c6260f30605d3f3f2958eea83be7fc.jpg)
質多羅童子 しったら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/33/9aad774f80bd006df91c10d0e5321845.jpg)
この石碑群のすぐ下に立派な林道が派生している。看板には棚膳線と表示されているが
天狗表参道に繋がるものと思う。
のんびり歩きで今日も無事に駐車場所に到着。体力見合いで無理はせずのやり方なので年々一日の
行動範囲が狭くなるが自然の事として受け入れよう(13.40)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/12/61563334332cbfbd67c2dcca73fff5f0.jpg)
ヤクルトに逆転負け、どうも爺イの山行きの日は負け試合が多くて気になる。
ご来訪のついでに下のバナーをポチッと。
狙いは種山北側周辺の地形図にある破線を辿るのんびりハイク。登山と言うより唯の破線遊び。
先ず、種山乗り越しをしなくてはならないが良く知られている南からの登路は面白くないので
登山道のない東側から入って東北から三角点に達するコースを選択。
r-126で榛名に向かい、南・東の榛名林道との交点四つ角の車橋を左折して南林道に入る。
この林道は山筋に沿って蛇行しながらr-33の「びくや」脇に抜ける道。
車橋(現在は橋名のプレートは無くなっている)から約2.5kで林道交差点。左から
「林道・駒寄ー大日陰線」が上がってきている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/b5/4fc1424539c73e26f5cef252a09e0268.jpg)
この角には「大世神山」との宗教施設の看板だけが目立つが右角の石垣には「天狗山」の
標識が文字消えの状態で残っている。ここは天狗山への表参道なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/80/872476ec87f37357041ac50cf373e772.jpg)
数軒の集落の間を抜けて登って行くと間もなく左に「大世自神霊宗」への道があるが
入り口は厳重に閉鎖され関係者以外は立ち入り禁止。更に登ると再び左への細道。
ここが本日の登山口なので幅広のスペースに駐車。丁度来合わせたこの辺の山持ちの
御仁と暫く雑談、爺の車がUターンに邪魔なのに大丈夫、大丈夫と言う太っ腹。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/16/96501301658cfbe28d0543cc54d06994.jpg)
鉄索に沿って登ると直ぐに宗教施設の駐車場裏に出る左への分岐道、立ち入り禁止の
看板は左折に関してのみなので構わずに直進(9.14)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/59/8d59ca222e23725e89b97e38a02243af.jpg)
10m位の笹薮を突破すると作業道跡のような道が現れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/83/77450c4feea33c5436b6e693250c4cd0.jpg)
右手の前方に尾根が見えてきたら右斜面に入っていくが入り口には目印赤テープ健在。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/96/c27a5fd7161e8fccbf2b135e86403b22.jpg)
尾根に向かっての斜面登りなので傾斜はかなりきついが、登山道がある訳でもないので
左目の高い部分を目指して適当にジグザグ歩行。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c0/67fcc1506ff2abf2c6940784379e8264.jpg)
稜線に達すると目の前に赤黒杭、三角点までの直線距離は400m位。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/08/dc3d73a510b4959f98588d7da7b7082e.jpg)
稜線は直ぐに急登に変わる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/e0/ca47266a26b68b779afebdd831be4407.jpg)
前方の新しい尾根に向かうのだが早くも息継ぎの立ち止まり頻発で肺機能の劣化を実感。
こんな事では月末に予定している肺機能検査では多分良い結果は得られそうもない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/e2/2f625111e66a1379a7104670f2f03049.jpg)
新尾根に到着、地形を見ながらの自侭の尾根手繰りは里山ハイクの醍醐味だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/2d/e2bec6abf5e556260fa78c8758f808bf.jpg)
新尾根ではこんな傾斜を嫌に成るほどの長い登りとなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8a/166b04bbd5b58ad6b093ef6b7da8ef34.jpg)
やがて左方向に植林地が見える尾根が見えるのでそちらに向かって斜め登り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7a/3271883e6e20e852f77eb796ea885fd7.jpg)
露岩の多い尾根に達して右上方へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/83/00ffd3477bd6561b766b8b98cf872faa.jpg)
目印の大岩群が見えてくると傾斜も増す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/1a/60c2ee49172d660d35015829d16142eb.jpg)
この大岩の上に這い登って此処から始まる尾根を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c7/f7e3109b01416cbd7866de4513ce788a.jpg)
この尾根は岩尾根で大小の岩が点在していて変化に富むので低山ながらすっかり登山気分満喫。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/ba/c67d3c0c8dadb8792bc08fb1a49fb4c2.jpg)
小コブを二つほど乗り切ると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/76/844e904d0074b9708fece7c000f75a27.jpg)
種山の北斜面が直ぐ傍、約50mの距離。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/eb/45973058a0d1794785bf3b02dbfd59a0.jpg)
三角点に東北からドンピシャリで到着。北斜面の開け方を見るとこの三角点は明らかに
北の方角からの観測だろう。突然、右から軽装の若者が来て何やら案内書らしきものを片手に
風の如くパラグライダー発着場方面に歩き去っていく(10.20)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/7a/3175306872f00594a3aa8f9c37afefae.jpg)
三角点は三等で点名はそのものずばりの「種山」 909.21m。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/39/15a147d44de25633cb8497a0ce6d3116.jpg)
直ぐに120m位西の頂上台地の西端へ移動。こっちが種山頂上と云われて居るらしく見慣れた達筆の
頂上標識が一枚。前回見た「すかいさん」の手の掛かった逸品も、沼田のN.G氏の物も
見当たらない。
かって南の植林地が出来立ての頃はここが絶好の展望場所だったが今は成長した樹木が
視界を遮っていて展望皆無。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/be/5ff22989ad9d67a07eac2c765f1fa7d6.jpg)
少し、休憩してからこんな倒木の脇を西北に向かって乗り越しにかかる。種山北側の破線との
合流まで直線距離で約500M(10.41)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e5/f7fb2796af88ea2528af28fbe86c24a3.jpg)
少し下った位置の僅かな樹間から西北の山が霞んで見える。天狗山は完全に樹木に邪魔されて
見えないから李ヶ岳方面か?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/53/5811921a6380bd5789e2cd0dac71af92.jpg)
登山路は南植林地、北雑木林の境を明瞭に付けられている。かってこのルートは極め付きの
藪道だったが何時の間にか切り払いがされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/83/0f051a74fe3a039cc094487ee409ab37.jpg)
途中に崩落跡があり大木が根こそぎひっくり返っているが登山道までには達していない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/21/ad10805075417c89be803431a4cb1f72.jpg)
やがて破線に合流。目標の天狗南登山路との合流点は北西だが一旦は山並みに沿って南西に
向かう。北西への転換点まで直線距離で350m位の破線辿り(10.58)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/f1/f58e8ebffb99da22a81ff42ac3b4297f.jpg)
路傍に図根三角点。H-13年榛名町の境界確認用らしい。榛名町の高崎市への編入はH-18年。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e0/f0d9d4d9e5a3b844b6dec1ef7b3a8ceb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/45/b68945181046de6fb583f51e5078a3c7.jpg)
北西への急旋回は尾根跨ぎの場所で空き小瓶の目印。これが無いと北から来ると転回場所を
素通りして綺麗な稜線をそのまま下ってしまうだろう。ここら天狗登山道合流までの
直線距離は450m位。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/a8/f2798db2a5c4ca24485caa6230a1c433.jpg)
次第に落ち葉の堆積でルートは不鮮明になるが地形図通りに高度を変えずに大体の
勘で斜面の水平移動。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/26/2cd3d5387e19e04a68997da44bc00e15.jpg)
この大木のテープの土手下で南登山道と合流。登山道からは何の表示もないので
多分分からない。位置は36-26-05 138-51-47 これで一本目の破線ルート確認(11.32)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/85/8672121f8624d990275a124ff00198fd.jpg)
少々、脹脛が張ってきているので天狗山行きは止めにして草むらで軽食と休憩。
もと来た道を引き返す。気付いたらブルー紐、登山用の目印かと思ったら
この先の境界の赤黒杭の見出し用に使われていたので登山用目印では無さそう(12.03)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/0c/54fcde0fba0b61cfc2fd860af100797a.jpg)
帰路も途中まで踏み跡は不明瞭、大体の感覚で歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/77/7c13239f0bc2ef3c97a412c5e135a635.jpg)
無事に種山からの下山尾根に到着。今度は東に向かって窪下り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/e3/f1b17e722e0a56e61b025b9eafad29cb.jpg)
スタートはこのNOプレート付きの赤黒杭(12.32)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/9f/baf320d84562ecf6ae00a0d18f9b1931.jpg)
進路は幅広の窪地、水の流れは全くなく頻繁に現れる杭を追って行く。それが結果として
破線を忠実に辿ることに繋がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/04/558c3013a38ef0b399771d23b77b98f3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/f3/33abb58a9c1f359aef5ac3d01e9008ed.jpg)
やがて窪の幅が狭まり、何時の間にか窪には流水。周辺は急速に藪になり進行には小枝が
邪魔。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/d2/f07bf36c63faceabea7c909683284124.jpg)
藪は次第に酷くなり進路も不明確で右岸左岸を渡り歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/ba/c3d01bbe70484a8932d23f8a010dd55e.jpg)
何時の間にか川筋も可なりの下を流れるが赤黒杭は依然として沢の中央を通っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/32/c673a9ab87a05bf500078b0cdc46adb7.jpg)
暫く右岸を進んだ後、最後には左岸の平らな処を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/fc/b41aebbef540af613d469553a4d81ecc.jpg)
やがて幅広になった道跡を下ると林道に飛び出した。この林道の下方に駐車している。
終盤は杭のある沢の中は歩かなかったが、大方は破線を辿ったことになる(12.57)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/9f/3b89c9d09d74bebc019149c85b802ab3.jpg)
林道を下り始めると直ぐに左に分かれ道で別の林道、辿ったことがないので前途は知らないが
少なくても天狗山登山口ではないだろう。
更に下ると左山手の崖に36童子像が沢山あるが設置から相当時が経っているらしく倒れているもの
碑面が苔に覆われて判読不能の物がある上に撮影できない場所にもあるのでカメラに収めたのは
21体のみ。但し、どう見ても36体揃っているとは思えない。
鳥婆計童子 うばけい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/9b/e9952997cbfdb2584ad0793d2c618beb.jpg)
矜迦羅童子 こんがら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/68/3d02bb93cb544f436741a2eb45a74dc8.jpg)
獅子慧童子 ししえ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/c3/a43f40114b9ccb10eb201ef48b57cbfb.jpg)
妙空蔵童子 みょうくぞう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/58/fe64754f3998ea30c22c3e8db1b5a146.jpg)
不思議童子 ふしぎ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/b8/fb80a1ae3ba8bf1db68b0c2e72cbf982.jpg)
持堅婆童子 じけんば
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/6a/f8616366a6818e3ead4ce19ce5d65ad0.jpg)
召請光童子 ちょうしょうこう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7f/3923db3836189f003fd72f7ef275d93a.jpg)
法守護童子 ほうしゅご
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/cf/56a4c175bd74bfbe97e2cbc8cf84f913.jpg)
普香主童子 ふこしゅ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/41/51db964e3f5376960eaf219feac7dd5e.jpg)
利車昆童子 りしゃび
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/50/63da57abb4731b0eb015d46f28e9372f.jpg)
阿婆羅底童子 あばらち
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/a1/f1d661ba48238cad662b753a681befe9.jpg)
光網勝童子 こうもうしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ad/e70315659c12c9320b7953ec139881e6.jpg)
法挟護童子 ほきょうご
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/df/f228ee1e0275d400b60c1ed57b063139.jpg)
金剛護童子 こんごうご
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/0c/611925b0e701aa55d9f5e4091227ee8d.jpg)
善爾師童子 ぜんにし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/82/d053a3ceacdfc269ec4e276d077b0f31.jpg)
因陀羅童子 いんだら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/4c/79da129447acfcb7773164856649a2a3.jpg)
虚空蔵童子 こくぞう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/db/123b825576f769a3a5b3aa4c6d4850c2.jpg)
獅子光童子 ししこう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/27/d227dfee365b1e84383bf32768c98bfe.jpg)
大光明童子 だいこうみょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/15/7ec79ab6587763f3723a004e4f806cb2.jpg)
伊醯羅童子 いけいら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/31/84c6260f30605d3f3f2958eea83be7fc.jpg)
質多羅童子 しったら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/33/9aad774f80bd006df91c10d0e5321845.jpg)
この石碑群のすぐ下に立派な林道が派生している。看板には棚膳線と表示されているが
天狗表参道に繋がるものと思う。
のんびり歩きで今日も無事に駐車場所に到着。体力見合いで無理はせずのやり方なので年々一日の
行動範囲が狭くなるが自然の事として受け入れよう(13.40)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/12/61563334332cbfbd67c2dcca73fff5f0.jpg)
ヤクルトに逆転負け、どうも爺イの山行きの日は負け試合が多くて気になる。
ご来訪のついでに下のバナーをポチッと。
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種山を登る途中で、中室田の一本クヌギという天然記念物を見かけなかったでしょうか?
その場所を探しています。
お尋ねの一本クヌギに関しては情報を持っておりません。
確かに高崎市天然記念物リストには中室田4523なる
地番で登録されていますがyahooなどの市街地地図は
山間部の民家の無い地域は地番を入れても反応しません。連休明けに市役所榛名支所の文化財担当に
問い合わせて改めて報告します。
小生の推論では種山東南で林道南榛名線が
南に急カーブするところのサンコー榛名パーク辺から
少し南の様な気がしますが何れにしても
問い合わせの結果をお待ちください。
林道・南榛名山線に入る。
橋から2.5k地点で左から「駒寄・大日陰線」がクロスする四つ角は直進、更に0.8k先のカーブの左側に
十二社神社の鳥居。
反対側の種山登山道の道標に従って50m上った所にクヌギの巨木。
天然記念物の表示は失われていて中盤から下は常緑樹が育っているので緑の袴を纏ったよう。
大日影集落のこの辺の山持の入沢氏に確認したので
間違いはない筈。詳しくは後日ブログに載せます。
https://blog.goo.ne.jp/gooyamachuu/e/aaa060b3ba7557269c1af1c3d2149243