クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

雄岳をぐるっと周回 H-21-10-28

2009-10-28 21:08:17 | 榛名山麓
榛名・雄岳周辺で未だ登った事の無いルートや通過した事の無い
遊歩道がある。天気も良いのでぶらりとこれらを探索に。
先ず、かって一度だけ下ったことはあるが、登り経験の無いルート。
それは北側の風穴付近から雄岳・雌岳の鞍部に直登する登山道。
榛名に向かい林道上野原線で水沢山・森林公園登山口を通過。
つつじヶ丘付近から振り返って水沢山、電波搭経由の尾根が良く判る。



少し下ると前面に雄岳、これから辿る北面の傾斜は相当厳しい感じ。



やがて森林公園管理棟、こうして見ると中々に立派な物。



大駐車場に車を置いて西へ390m程、途中に紅葉がちらほら。



やがて「ワシの巣風穴入り口」看板、ここが本日の登山口(11.18)。「凡」?



オッと、遊歩道工事の注意板、期日が11-30までなのが気になる。



道標をみると山頂まで1.3k、ここは標高約1000mだから歩行標高差は350m。



ほんの僅かで「風穴」、中を覗いたら自然のままではなく、がっちりと
人工的に補強されれていた。榛名の寄生火山として活動していた二つ岳が
その活動終末で隆起と冷却を繰り返して隙間が出来たのがこの風穴とか。
古くは硫気も出たらしいが今は夏冬変わらぬ冷気のみらしい。
但し、「風」の崩し字を使うなら「凡」ではなく点を二つにしないと拙い。




ここから直ぐに山道に入ると、一合目の「丁目石」。暫くは傾斜は緩い。



風穴利用の貯蔵庫跡、黒岩下にある蚕種冷蔵設備跡に似ている。




この先で遊歩道を突っ切って落ち葉の岩の道に入る。だんだん傾斜も増す。
やがて二合目の石柱通過、



最初のジグザグの先が四合目、路傍にキノコの密生した倒木、落ち葉を付けたら
犬に変身。



二つ目のジグザグは一辺が長く益々傾斜は厳しい。右手に石碑「岩摩利支天」。



やがて「避難小屋まで200m」の道標で傾斜は緩む。



岩にこんなマークが多いが意味が判らない。単独氏とすれ違い。



少し下り加減のところに「作業中」の旗、ギョッとするが構わず前進。



漸く雌岳方面から来る登山道に合流、避難小屋は移動らしい。



さてこれからは雄岳登山道に向かうのだが、一コブ登るのがやや辛い。
何とか八合目に到着。



この直ぐ先が分岐で登山口。上のほうが賑やか。



道はこんな岩の道で傾斜も半端ではない。上から中型犬連れの二人。
元気良く下る犬が岩で滑ってコトンと沈む。犬の尻餅を見たのは初めて。
尚も下ってくる数グループ、園児ぐらいの子連れ。岩段が幼児の歩幅に
合わずに少々苦戦の模様。



三棟の設備の間を抜けて頂上に向かうと狭い道に大型のシェパードが
居座っている。飼い主に頼んで鎖を繋いでもらい、この岩のマークで
山頂へ。どうも山に大型犬を放しているのは気に入らない。



ほんの僅か登ると老朽した木の鳥居とその奥に石宮や巨岩。



唯一の頂上標識1343m。アレッ表示が1340m。周りの展望は霞みで最悪(12.57)。



10秒間のセルフタイマーで本日の爺イは岩の上。



放送大学の名が付いた建屋のアンテナ。群テレ榛名山二つ岳送信所他の
看板。



真中にこの巨大アンテナ。これが新設のデジタル送信所。



これは前橋テレビ中継放送局のアンテナ。



日溜りで昼食。丁度国会中継で自民党新総裁の歯切れの良い
質問が始まったので、新首相答弁まで興味深く聞いた。
登りの遅足も影響して予定時間を相当オーバーしてしまったので、予定した
雌岳も孫岳もパスして「おんま谷」へ下山開始。

下山道も同じく岩の道、しばらくでこれが石の段に変わる。



長い岩の道で膝がガクガクになって漸く「おんま谷」に到着(13.52)。



東屋で暫し休息、駐車場所には谷の方から数組が帰着して次々と
出発していった。



こちらもやっと、おみこしを上げ、車道を約200mの緩い登り。
ヘアピンカーブの所に直進の道標で「管理棟」とあったので踏み跡に
入る。一寸登ると後は平坦道で雄岳西側から北側に回っていく。



路傍に関東ふれあいの道の道標。多分これは「群馬16 ヤセオネ峠から
水沢寺の道 8.7k」の一部だろう。



湿っぽい林の中でマムシ草の実、一部が黒ずんでいるからもう終末。



大きな下りを経ると林道に到着、丁度又もやシェパード連れの二人が
登ってきた。今日は「犬の日」だな。



この道標は森林公園の西の入り口か?



近くの森林公園の大きな道標を見ながら約590m東進して駐車場所着(14.35)。

帰途、車の中から紅葉を何枚か。無事に帰宅。









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