クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

伝説の小さな山・ヒトモッコ山 H-17-9-12

2005-09-12 17:32:39 | 榛名湖周辺
(標題クリックで投稿欄)
榛名富士の西裾にヒトモッコ山という小さな山と言うより小さな瘤とも言える小山がある。大抵の人は気付かずに通過しているようだ。
この小山の事が「牛伏山岳会」のHPに概念図付きで載ったし、爺イも直接話を聞いていたので、小泉大勝の後追い報道を見てから午後になって榛名湖に向かった。
この山頂にタッチしないと榛名山塊に全て登ったとは言えないからだ。126号線を使った最短コースでは自宅から湖畔まで僅か23Kなので40分。
この「ヒトモッコ」とは「もっこ一つ分」の意味であり話の源は全国にある「ダイダラボッチ」と言う巨人伝説と榛名に伝わる天狗伝説との融合である。天狗伝説とは富士山に憬れた榛名天狗が一晩のうちに富士山より高い山を作ると宣言したが完成前に夜が明けてしまい断念。
悔し涙が榛名湖になり榛名富士は形は似たが富士山には高さが届かなかったと言うもの。
一方のダイダラボッチは山つくり好きの巨人、富士山を作った時、掘った跡が琵琶湖とか、赤城山に腰掛けて利根川で足を洗ったとかの伝説多数。その巨人が榛名富士を作り掛けで止めてしまい、最後のモッコの土を置きっぱなしにしたので「ヒトモッコ山」が出来たという。
「ダイ=アイヌ語で小山」「ダラ=アイヌ語で担ぐ」
「ボッチ=法師」
「ゆうすげ」に駐車して榛名湖周回遊歩道から一登りで展望の無い頂上。標識も無いので持参の物を付けるが標高は「牛伏山岳会」氏が調査するとの事なので未記入。
湖畔は休日明けのためか?閑散。間も無く湖畔に秋が来る。

榛名富士を背にして

榛名湖東岸からみるヒトモッコ山

榛名湖北岸から氷室山

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