クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

神成九連峰再訪 R-2-12-14

2020-12-16 14:05:16 | 伝説・史跡探訪

先週の神成九連峰ハイキングは電車時間を気にし過ぎて
早回りしてしまい姫天狗・第一峰・第三峰を確認でき
なかったので何となく中途半端は嫌で再訪することに。

天気予報は快晴なのに完全な曇天、南下の気配を見せる
寒気団の影響か? 風は冷たく真冬並み。
今日は東から登るので南蛇井より一つ手前の神農原駅前を
通過して宮崎公園に駐車。



間違いやすいがこの公園は宮崎城址ではなく城址の大部分は
現在の冨岡第四中学の敷地内である。

公園から出ると直ぐに第四中学と神成山ハイキングコースの
案内板。中学の東画を進むとはっきりしたコース入口表示。



直ぐに山道に入る。誰も居ない森閑とした野道。



お地蔵さん前、先日見たら手書きの目鼻が消えていたが
かっては笑い顔の様な感じだった。



一瞬、前方が開けると奇麗な初冬の眺め。



やがてすっかり落葉した直線路。



左の木陰に大きな石碑、西から来れば樹木の陰て
見落としていたらしく初対面。
読みにくいが多分「御嶽座主大権現」と思う。
木曽御嶽信仰における信仰の対象となる神は、御嶽大神こと
御嶽山座王権現であるそうで修験道の主祭神であり修験道の
地方伝播とともに各地の霊山に祀られたが、それらの
山は御嶽(みたけ)と呼ばれるーーーとの事。
そう言えばここの九連峰の第六峰にも「御嶽」の大きな
石碑があり「打越の御嶽さん」と呼ばれている。



そろそろ、姫天狗の見晴らしに来るのでこんな道の
左を注視しながら進む。



目指すはこの地図の場所。



見晴らしの道標確認。前回も見てはいるが直ぐ先の
断崖から眺めるだけと思ってパスしていた。



数メートル崖に近づくとそこには小規模な尾根道の様な
ものがずーと続いている。



その道は更に西へ進むので辿って行く。



すると右の草叢に隠れて「姫天狗」の看板。
これで見落としを一つゲット。だが姫天狗の意味は知らない。



次はさっきの案内図の左側の第一峰探し



西へ進んで岩壁の様な所から堀切風の場所を
渡る。



すると左前方に突出した高みが見えた。多分あれだと
大急ぎ。



道はその先から左に急旋回。ますますその高み方向へ。



右側全体が立ち入り禁止区域を南進。絶滅危惧植物
自生地保護のためと書いてある。



その地域の延長に神成城址本丸跡の表示。



第一峰への入口はここの南側にある筈と決めて
観察すると表示は無いが南への踏み跡がうっすらと
見えた。間違いなしと入り込む。



入り込むと正面に小さいながら姿の良いピーク。



だが頂点に来ても平地で表示なしにガックリ。



尾根が南に延びているので辿る。



そして断崖で行き止まり。すぐ下に民家も見える。
表示は無いが案内図の位置と現場が一致するので
勝手に第一峰を踏んだことにした。



展望も良い。薄暗いような曇天で画像は悪いが
稲含山らしき突起峰を中心にして下仁田方面の
山々。



一方、西を見れば巨大な第二峰が良く見渡せた。



案内図に寄れば次の目標の第三峰は第二のすぐ西側。



山崎一氏の著書による縄張り図では多分赤マークの所。



宇芸神社分岐を通過して丸太段を登って行く。



間もなく登山道と遊歩道の分岐、迷わず登山道。



道は斜面を上手く巻きながら延びる。



最後はロープのお世話になって到着。



頂上の五つの表示物。




直ぐに西へ下り始める。すぐ下に石碑が二基。
左は「三大竜王」と読めるが右は判読不能。



ここは左から尾根道が登ってくるところだが右の
遊歩道へ下る。
下部に石碑が一基。「大日大聖不動明王」。



さてここからが勝負時と緊張。直ぐに尾根道へ復帰すべく
左に登る。尾根道を左に行けば降りてきた第二峰だし
右へ行けば第四峰方面で途中に第三峰がある筈。



目印は某著名サイトに載っていた「ここが何もないが
第三峰」という写真。



これは西からの写真なので東からの爺イに合わせて
左右反転させて記憶してきた。



慎重に探索して多分ここだという所を発見。右の
大木の曲がり具合が決め手。



これで目的達成として帰路につく。帰路は楽して
歩くために登り返しなしの遊歩道を選択。



暫くで再び分岐で丸太段を回避して 迷わず左へ。



こんな道標も現れてご親切様。



本丸跡に辿り着いて丁度正午になったのでベンチで
全面の山を眺めながら軽食と大休止。



ブラブラ歩いて第四中学脇を通過して無事に駐車場で
無事終了。


帰宅してから何気なく九連峰関連のサイトを見ていたら
驚愕の画像発見。はっきり9-3峰と書いてある道標だ。



曲がった大木周辺をもっと探ればよかったのか?
全く見当違いの所を見て第三峰とした糠喜びだったのか?
何時か確認しよう。
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