
春先から花を追いかけている内に爺イがテリトリーとする低山も既に
新緑の季節に入っている。
家庭の事情で余り遠出はできないので短時間の山となると吉井か榛名。
今日は昨年も訪れた幡矢ヶ岳尾根末端の「覗岩」。この岩の写真が
未だに人並みのアングルのものを得られないので再挑戦。人並みと云っても
対象は達人・「とらZ」さんだから無理だと云われればそうなんだが。
覗岩へは北の幡矢ヶ岳を南に乗り越えても来られるが最短のコースは
「みどり世紀の森」の遊歩道を利用して尾根末端から西進すれば
水平直線距離で0.5km程度、大曲している歩行予定の距離でも推定で
1kmに満たない。但し短距離にしては標高差約240m程、厄介な急登岩尾根が
二か所あるので爺イなどにとっては丁度良いハイキングコース。
r-126で榛名に向かう。行楽の季節の為か? 平日なのに榛名に向うらしい
車が何時もより多くのんびり一人旅とはいかない。
地蔵峠への峠道入口を過ぎ、カープ10の僅か先に鎖が張ってある林道風の
道の入口がある。ここが駐車場所で「みどり世紀の森」の一番下の入口。

遊歩道は入口から左右に走っているので左を選択。余り整備はされていなく
荒れた道ではあるが道形ははっきりしている。

直ぐに急斜面に長い丸太段が始まるが相当老朽化していて腐りかけ。

部分的には雑草が蔓延って下の丸太が良く見えないので下りでは要注意だ。

丸太段が終わると尾根道、古いブルーのビニール紐の目印もある。

探鳥コース案内看板の所で丁字路を直進。

やがて右に旋回しながら高度を上げる。

その先で表示は無いが道は三方に分岐。真ん中の道を登って
尾根取りつきを探す。

尾根の垂れと思われる高みに向かって細々と踏み跡が付いている。
これでも周回遊歩道の一番西のコースの筈。

予てから記憶している尾根取りつきの目印の大岩、前面に細長く
人工的に平面切削された痕跡があり何やら彫られた文字が残って
いるのでみどり世紀の記念碑の類?

前面は低山特有の望洋たる笹原で道や踏み跡などは見当たらない。

何となく右手が馬の背に感じたので右寄りに笹を分けて歩くと
二つある岩尾根の一つが早くも現れるがヤセ尾根なので左右は
鋭く落ち込んでいるのでが嫌でも目先にちらつく。
慎重に立木に摑まり岩角を確認しながらゆっくり進む。何しろ、
年寄りは後ろにふわっと持っていかれたり左右にふらつく危険もあるので。

ここを抜けると赤テープもあってルートは間違いなしと確認できる。

この先も楽な尾根道は無い。

二つ目の岩尾根は厳しさは最初のものより弱いが距離が長い。

傾斜の具合はこんな程度。

やがて前方遥かの先に覗岩の先端らしきものがチラリと見えた。

ルートがやや西の崖渕より東に寄って来たので目標を確認しながら
登るために少々無理して崖渕にルートを変更し横移動出来そうな岩棚の箇所に
後刻の探索用に目印テープ付けながら進む。

過去の観察位置の目印にしていた大岩の下に来た。直接には乗り越えられる
代物ではないので右を抜ける。

岩の北側に出るとそこはもう幡矢ヶ岳の尾根末端で下から見た大岩も
表はこんな程度。但し上から下ってくると「大岩に突き当たる」と
表現されるところで爺イの休憩場所であり観察の拠点でもある。
四年前の記録ではここまで1時間30分、今回は1時間44分、四年間の劣化11%。

この位置からは覗岩の姿はほんのお愛想程度。

時間は未だ11時を僅かに過ぎただけだが、早めの軽食を済ませ
一休み。序に本日の爺イ。

休憩後、観察開始。大岩下から始まって徐々に高度を下げながら
覗岩へ寄る岩の突き出し毎ににじり寄って撮影したが
崖を降りたり横に伝わる技量が無いので結局は似たようなアングル
でしか撮影が出来なかったがオットと声が出るまでの接近はできた
のでこの辺で満足しておくのが無難だろう。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)

ホントの狙いは「とらZ」のこのアングルだったので明らかに
角度に大きな差がある。

数年前、「山の彼方に」という著名サイトを持つ登山家の方が榛名山塊縦走の
一環でこの尾根を通過したとき「天狗山の東峰尾根端の先端が裂けた
岩の大規模版」と表現していたのを覚えているが正にその通りと実感。
爺イのブログからその説に見合う写真を転載すると下のもの。

さて、この岩は下に下がれば良く見えると云うものではなく、一番は
やや上か又は同じ高さの目線でないと樹木に邪魔されて見られない。
段々下がりながら撮影個所を模索している内に岩が見えなくなったので
今日は打ち止め。だが、未だ別のアングルが在る筈との思いは消えない。
下りでは軽アイゼンを装着して安全を図る。滑って尻もちでもつけば
下地は尖がり岩だらけなので一寸痛いでは済まされないから。

下の岩尾根を下り切ってほっと一安心して振り返り。

目印大岩通過。

下りの丸太段、面倒なので長く感じる。

こんな具合だからよく見ないと踏み外す。

今日も無事に駐車場に帰着。

ご来訪の序に下のバナーをポチッと。
登山・キャンプランキング
新緑の季節に入っている。
家庭の事情で余り遠出はできないので短時間の山となると吉井か榛名。
今日は昨年も訪れた幡矢ヶ岳尾根末端の「覗岩」。この岩の写真が
未だに人並みのアングルのものを得られないので再挑戦。人並みと云っても
対象は達人・「とらZ」さんだから無理だと云われればそうなんだが。
覗岩へは北の幡矢ヶ岳を南に乗り越えても来られるが最短のコースは
「みどり世紀の森」の遊歩道を利用して尾根末端から西進すれば
水平直線距離で0.5km程度、大曲している歩行予定の距離でも推定で
1kmに満たない。但し短距離にしては標高差約240m程、厄介な急登岩尾根が
二か所あるので爺イなどにとっては丁度良いハイキングコース。
r-126で榛名に向かう。行楽の季節の為か? 平日なのに榛名に向うらしい
車が何時もより多くのんびり一人旅とはいかない。
地蔵峠への峠道入口を過ぎ、カープ10の僅か先に鎖が張ってある林道風の
道の入口がある。ここが駐車場所で「みどり世紀の森」の一番下の入口。

遊歩道は入口から左右に走っているので左を選択。余り整備はされていなく
荒れた道ではあるが道形ははっきりしている。

直ぐに急斜面に長い丸太段が始まるが相当老朽化していて腐りかけ。

部分的には雑草が蔓延って下の丸太が良く見えないので下りでは要注意だ。

丸太段が終わると尾根道、古いブルーのビニール紐の目印もある。

探鳥コース案内看板の所で丁字路を直進。

やがて右に旋回しながら高度を上げる。

その先で表示は無いが道は三方に分岐。真ん中の道を登って
尾根取りつきを探す。

尾根の垂れと思われる高みに向かって細々と踏み跡が付いている。
これでも周回遊歩道の一番西のコースの筈。

予てから記憶している尾根取りつきの目印の大岩、前面に細長く
人工的に平面切削された痕跡があり何やら彫られた文字が残って
いるのでみどり世紀の記念碑の類?

前面は低山特有の望洋たる笹原で道や踏み跡などは見当たらない。

何となく右手が馬の背に感じたので右寄りに笹を分けて歩くと
二つある岩尾根の一つが早くも現れるがヤセ尾根なので左右は
鋭く落ち込んでいるのでが嫌でも目先にちらつく。
慎重に立木に摑まり岩角を確認しながらゆっくり進む。何しろ、
年寄りは後ろにふわっと持っていかれたり左右にふらつく危険もあるので。

ここを抜けると赤テープもあってルートは間違いなしと確認できる。

この先も楽な尾根道は無い。

二つ目の岩尾根は厳しさは最初のものより弱いが距離が長い。

傾斜の具合はこんな程度。

やがて前方遥かの先に覗岩の先端らしきものがチラリと見えた。

ルートがやや西の崖渕より東に寄って来たので目標を確認しながら
登るために少々無理して崖渕にルートを変更し横移動出来そうな岩棚の箇所に
後刻の探索用に目印テープ付けながら進む。

過去の観察位置の目印にしていた大岩の下に来た。直接には乗り越えられる
代物ではないので右を抜ける。

岩の北側に出るとそこはもう幡矢ヶ岳の尾根末端で下から見た大岩も
表はこんな程度。但し上から下ってくると「大岩に突き当たる」と
表現されるところで爺イの休憩場所であり観察の拠点でもある。
四年前の記録ではここまで1時間30分、今回は1時間44分、四年間の劣化11%。

この位置からは覗岩の姿はほんのお愛想程度。

時間は未だ11時を僅かに過ぎただけだが、早めの軽食を済ませ
一休み。序に本日の爺イ。

休憩後、観察開始。大岩下から始まって徐々に高度を下げながら
覗岩へ寄る岩の突き出し毎ににじり寄って撮影したが
崖を降りたり横に伝わる技量が無いので結局は似たようなアングル
でしか撮影が出来なかったがオットと声が出るまでの接近はできた
のでこの辺で満足しておくのが無難だろう。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)








ホントの狙いは「とらZ」のこのアングルだったので明らかに
角度に大きな差がある。

数年前、「山の彼方に」という著名サイトを持つ登山家の方が榛名山塊縦走の
一環でこの尾根を通過したとき「天狗山の東峰尾根端の先端が裂けた
岩の大規模版」と表現していたのを覚えているが正にその通りと実感。
爺イのブログからその説に見合う写真を転載すると下のもの。

さて、この岩は下に下がれば良く見えると云うものではなく、一番は
やや上か又は同じ高さの目線でないと樹木に邪魔されて見られない。
段々下がりながら撮影個所を模索している内に岩が見えなくなったので
今日は打ち止め。だが、未だ別のアングルが在る筈との思いは消えない。
下りでは軽アイゼンを装着して安全を図る。滑って尻もちでもつけば
下地は尖がり岩だらけなので一寸痛いでは済まされないから。

下の岩尾根を下り切ってほっと一安心して振り返り。

目印大岩通過。

下りの丸太段、面倒なので長く感じる。

こんな具合だからよく見ないと踏み外す。

今日も無事に駐車場に帰着。

ご来訪の序に下のバナーをポチッと。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます