遠く声の響く砂浜に 彷徨う
打ち寄せる白い波が 音を立てて崩れる
揺らめく海 穏やかに心を掠める風
見上げれば あそこは 最果てを映す宇宙
安らぎは遥か ぼやけたあなたの表情が 海を移ろう
薄明の風は 風花を散らし この宙を優しく染めるだろう
海風の揺蕩う 悠久の路を見失わないように
ここから更に遠く この手を導いておくれ
揺れている 時間の刻む音が あの景色に溶け込んで
あなたの表情が 分からなくなる
判別するあらゆる隙間に
感情が滲み 跡形も無く 消してしまうから
もうすでに この手には何も残っては居ない
沈んで行く 舟にはもう 届かない光
再び包んでおくれ その優しい手で もう一度
きっと この波の行く先で あの声に出逢えるから
波に掻き消えた 文字
失った記憶を 手繰るように 来た道を引き返す
穏やかな空 波は寄せては返し 永久を唄う
ここまでおいで
振り乱した髪は 心に架かる螺旋模様
見果てぬ宇宙は 永遠を行く
あなたの心に 呑み込まれて
この海の奥深くに 沈んで行く
あなたはもうすでに居ない
拡がる紺碧の宙に
誰にも知られない 居場所を
見つけたの
だからもうさよなら
打ち寄せる白い波が 音を立てて崩れる
揺らめく海 穏やかに心を掠める風
見上げれば あそこは 最果てを映す宇宙
安らぎは遥か ぼやけたあなたの表情が 海を移ろう
薄明の風は 風花を散らし この宙を優しく染めるだろう
海風の揺蕩う 悠久の路を見失わないように
ここから更に遠く この手を導いておくれ
揺れている 時間の刻む音が あの景色に溶け込んで
あなたの表情が 分からなくなる
判別するあらゆる隙間に
感情が滲み 跡形も無く 消してしまうから
もうすでに この手には何も残っては居ない
沈んで行く 舟にはもう 届かない光
再び包んでおくれ その優しい手で もう一度
きっと この波の行く先で あの声に出逢えるから
波に掻き消えた 文字
失った記憶を 手繰るように 来た道を引き返す
穏やかな空 波は寄せては返し 永久を唄う
ここまでおいで
振り乱した髪は 心に架かる螺旋模様
見果てぬ宇宙は 永遠を行く
あなたの心に 呑み込まれて
この海の奥深くに 沈んで行く
あなたはもうすでに居ない
拡がる紺碧の宙に
誰にも知られない 居場所を
見つけたの
だからもうさよなら