湧き上がる 海の深い 底から
波に揺られ 見上げれば 斜光が煌めいている
仄暗い砂地 無数の稜線が畝り 何処までも続く
消えて行く時間 身体が綻んで 波間に融ける
揺られて 静けさの裡へと 流されて
やがて見えてくる この世の無常さ
張り裂ける 心の亡き 表象の源へと
さざめく海は 何もかも 壊してしまう
振り出しの合図 記憶の陰に聳える 魔窟の跫音
留まらない 海原の時化に 怯えては
この胸に突き刺さる 痛み
不動の燈 見果てぬ宇宙へと 沈む調子
湧き上がる 海の深い 闇から
波は虚空の刻を掻き回し 撹拌する斜光
消えて行く時間 流れる海水に 呑まれた燈
さざめく暗闇は この世の涙で満たされるから
やがて鎮む 心の亡き 姿に怯えながら
流れる時間と 穏やかな海底
波は尚も揺れて 時間を掻き回す
それは 亡き姿の心を穿つ 夢の名残り
満ち溢れる潮の流れ 迷走する跫音
複雑に入り乱れた 海流に染み渡る 不協和音
此処にはもう 還らない
湧き上がる聲
この世に澱む 不協な跫音に 怯えている
それは亡き心の魅せる 世界の陰
此処にはもう還らない
湧き上がる跫音 海水の冷たさが沁み渡る
あの世界に流れる 水流は途絶える事もなく
亡き心の聲と共に やがて海底へと沈む
波に揺られ 見上げれば 斜光が煌めいている
仄暗い砂地 無数の稜線が畝り 何処までも続く
消えて行く時間 身体が綻んで 波間に融ける
揺られて 静けさの裡へと 流されて
やがて見えてくる この世の無常さ
張り裂ける 心の亡き 表象の源へと
さざめく海は 何もかも 壊してしまう
振り出しの合図 記憶の陰に聳える 魔窟の跫音
留まらない 海原の時化に 怯えては
この胸に突き刺さる 痛み
不動の燈 見果てぬ宇宙へと 沈む調子
湧き上がる 海の深い 闇から
波は虚空の刻を掻き回し 撹拌する斜光
消えて行く時間 流れる海水に 呑まれた燈
さざめく暗闇は この世の涙で満たされるから
やがて鎮む 心の亡き 姿に怯えながら
流れる時間と 穏やかな海底
波は尚も揺れて 時間を掻き回す
それは 亡き姿の心を穿つ 夢の名残り
満ち溢れる潮の流れ 迷走する跫音
複雑に入り乱れた 海流に染み渡る 不協和音
此処にはもう 還らない
湧き上がる聲
この世に澱む 不協な跫音に 怯えている
それは亡き心の魅せる 世界の陰
此処にはもう還らない
湧き上がる跫音 海水の冷たさが沁み渡る
あの世界に流れる 水流は途絶える事もなく
亡き心の聲と共に やがて海底へと沈む