健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

喫煙者は糖尿病リスクが高い

2012-03-02 08:30:52 | 研究
喫煙者はたばこを吸わない人に比べ糖尿病になりやすく、禁煙しても5年未満だと発症リスクは高いまま、という調査結果が発表されました(MSN産経ニュース)。この調査は、国立がん研究センターを中心とした研究チームが行ったものだそうです。調査は、10都府県の40~69歳の男女計約5万9千人を1990~2003年の期間で10年間にわたり追跡したそうです。喫煙者は男女ともに、たばこを吸わない人と比べて糖尿病を発症するリスクが高い傾向があることが裏付けられたというのです。禁煙して5年未満の場合、女性は吸わない人に比べ発症リスクが2・84倍、男性は1・42倍と高いままだったとも。男性を対象とした分析では、禁煙前に吸っていた1日当たりの本数が多いほどリスクは高く、1日25本以上だと2・15倍と判明したそうです。
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