健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ステント治療

2012-03-24 08:30:15 | 研究
心臓の血管内にステント(金属製の筒)を挿入する狭心症や心筋梗塞の治療で、血管の内皮に成長する細胞をステントに接着しやすくし、血管の早期修復を促す治療法が開発されたそうです(YOMIURI ONLINE)。特定のたんぱく質をステントに固定させることで、血管の内皮に成長する「血管内皮前駆細胞」(EPC)のステントへの接着率を高めることに成功したというものだそうです。これまで使われてきたたんぱく質は、血管内のEPC以外の細胞も呼び寄せる問題があったそうです。つまり、血栓ができる可能性が高まるということですね。今回はそうした問題点を解決したということで、血栓ができにくくなり、術後の投薬治療などの軽減が期待されるそうです。
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