栄養が貧困で「海の砂漠」とも呼ばれる熱帯や亜熱帯の海でサンゴが成長する仕組みが解明され、栄養の供給経路は水温の変化などに応じて主に2ルートあることが分かったそうです(毎日jp)。サンゴはクラゲやイソギンチャクと同じ仲間で、サンゴ礁を形成する種類は「造礁サンゴ」と呼ばれるそうです。共生する褐虫藻が光合成で作った栄養分や、触手が採取するプランクトンなどを餌にしていることは知られていたそうですが、生育域付近の海では生物が生きるのに必要な元素(栄養塩)が十分になく、褐虫藻やプランクトンがどこから栄養塩を取っているかを含め栄養の供給経路は長年の謎だったそうです。そこで、造礁サンゴの骨格には木の年輪のように成長時期の栄養状態が記録されることに注目し、石垣島と沖ノ鳥島で採取したサンゴ骨格に含まれる質量の異なる窒素(窒素同位体)の比率を分析したところ、水温が低い時期は栄養塩が豊富な深層水と、高水温期は表層水と窒素同位体の比率が近かったそうです。したがって、サンゴは低水温期や台風の時には深層水に由来する栄養塩を取り込み、高水温期には大気から窒素を取り込む細菌類から微量な栄養を得ていると考えられると考えられるそうです。また、石垣島のサンゴの分析では、河口に近いサンゴほど窒素が多く、人間生活の影響も確認されたそうです。
日めくり
Bookmarks
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学後藤研究室
- 研究室の公式HPです。研究や教育に関するいわゆる硬い情報が掲載されています。(平成24年2月8日、リンク更新しました)
- Facebook 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学分野
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学分野 Facebook
- 日本宇宙航空環境医学会Facebook @JSASEM
- 日本宇宙航空環境医学会のFacebook
- 日本宇宙航空環境医学会Twitter @JSASEM2016
- 日本宇宙航空環境医学会のTwitterです
- 夢ナビWeb(①「サテライトセル」、②「宇宙飛行士」、③「宇宙医学」をキーワードにして検索)
- ①未知の可能性を秘めた幹細胞「サテライトセル」、②宇宙飛行士は、どのような健康管理をしているの?、③宇宙医学の進歩で高齢化社会に貢献せよ! の3種類のページがあります。
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科
- 平成24年2月6日 HPがリニューアルされました!
- 日経バイオテクONLINE
- 大学院生など人材募集情報を掲載
- 最初はgoo
- gooブログトップ
- スタッフブログ
検索キーワードランキング
Recent Comments
Calendar
Recent Entries
Back Numbers
Access Status
アクセス | |||
---|---|---|---|
閲覧 | 141 | PV | |
トータル | |||
閲覧 | 1,238,367 | PV |