健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

泌尿器科に対するイメージ

2012-03-23 08:30:04 | 日記
日本泌尿器科学会が今年創立100年を迎えたのを機に、同学会理事長らが行ったアンケートで、市民の約半数が「泌尿器科は内科」と誤解していることが分かったそうです(MSN産経ニュース)。調査はインターネットで行い、10~90代の男女3164人から回答を得たそうです。一般的に泌尿器科の主要部分は外科治療とされるが、「泌尿器科は外科(主に手術を行う)と、内科(主に薬物治療を行う)のどちらに属すると思うか」という設問に、44・5%が「内科」と回答したそうです。「外科」は9・3%にとどまったそうです。ただ、高齢になるほど外科と回答する率が高まったとも。また、「泌尿器科で扱うと思う臓器・部位」を選ぶ設問では、「膀胱」「前立腺」「尿道」「男性性器」などは90%以上が認識していたが、「腎臓」は44・8%と低かったそうです。一方で、約20%が泌尿器科の領域外である「卵巣」「子宮」と回答したとも。市民の泌尿器科に対する理解度の低さが浮き彫りになったものですが、確かに医学に限らず専門領域のことは学んでいなければ分からないのが当たり前ですね。ちなみに、こうした泌尿器科に関する大規模な意識調査は初めてだそうです。
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