健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

夫婦の絆

2012-03-04 08:30:52 | 研究
群れで生活する魚の中に厳密な夫婦関係を保っている種があることを世界で初めて確認したそうです(毎日jp)。「ペアボンド」(夫婦の絆)を維持する魚は通常、2匹だけで縄張りをつくるそうです。群れでのペアボンドは確認が困難で、研究例はなかったそうです。研究は、アフリカ中部のタンガニーカ湖のカワスズメ科の熱帯魚(体長約5センチ)に注目したそうです、この魚は数千匹の群れをつくるそうですが、メスが卵や稚魚を口の中で育て、体長9ミリ程度になると一部をオスの口内に移す習性があるそうです。そこで、23匹の成魚(オス14、メス9)と口内の子供72匹のDNA型を鑑定したところ、成魚の口の中の稚魚はいずれもその成魚の子で、両親も同じであることが分かったそうです。つまり、夫婦をしっかりと認識しているということですね。
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