魚が海水から取り込んだ放射性セシウムを体外に出す仕組が明らかになったそうです(ASAHI.COM)。エラにその出口があり、出口をつくる遺伝子もわかったそうです。体に取り込まれた放射性セシウムは徐々に排出され、海の魚の場合は約50日で半減することが知られているそうです。しかし、それがどのように排出されているのかは、これまでわかっていなかったそうです。セシウムはカリウムと性質がよく似ているため、同じ経路をたどると考えられることに着目し、モザンビークティラピアという魚で調べたそうです。その結果、体内の余分な塩分を排出するエラの「塩類細胞」からカリウムが出ていることを確かめたそうです。この発見は、魚からセシウムを早く取り除くのに応用できるそうです。
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