健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

クジラの大量死

2015-12-10 08:30:12 | 研究
チリ南部パタゴニア沿岸部の人里離れた海岸で300頭以上のクジラが打ち上げられているのが確認されたそうです(AFPBB NEWS)。これまでで最大規模の大量死事象とみられるそうです。クジラの死骸は、同国の研究施設「Huinay Scientific Center」の科学者らが発見。研究者らは4月、首都サンティアゴの南方約2000キロの入り組んだ海岸に20頭のイワシクジラが打ち上げられて死んでいるとの報告を受け、現地調査を開始。しかし6月に上空からの地域観測を行った際、事象の規模がより大きいことが判明したそうです。骨も含めると、その数は少なくとも337頭に上ることがわかったというのです。今回の大量死は、同様の事象としては、これまでに知られている限り最大規模であるとされ、今後、資金提供した科学誌National Geographicに詳細が掲載されるそうです。クジラの死骸には外傷がなく、ウイルスまたはプランクトンの異常発生で起きる「赤潮」が大量死の原因とも考えられるそうです。
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