健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

研修医の3割が「うつ」

2015-12-18 08:30:20 | 研究
研修中の若手医師のうち、3分の1近くがうつ病や抑うつ症状を患っているとの調査研究がJournal of the American Medical Association(JAMA)に発表されたそうです(AFPBB NEWS)。うつ病や抑うつ症状を患う研修医の比率に関する情報が含まれる先行研究を分析したところ、こうした病気や症状にかかっていた医師は1万7560人中5000人近くと、全体の29%に達することが分かったそうです。多くの若手医師にとって研修期間中はストレスが大きく、睡眠もあまり取れないことが多いそうです。これまでの調査で研修医は一般の人よりもうつ病にかかる比率が高いことは知られていたが、その具体的な比率が明らかにされたのは今回が初めてだそうです。過去の調査では、研修医の抑うつ症状が患者ケアの質の低下や医療ミスの増加につながる恐れも指摘されていたそうです。
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