健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

幾何学図形の「見え方」

2015-12-12 08:30:38 | 研究
ウマ、チンパンジー、ヒト、イルカは、曲線や直線といった共通の要素を含む図形を類似して知覚する傾向にあるという研究結果が発表されたそうです(財経新聞)。現在地球上には5400種もの哺乳類が生息していると言われているそうで、地中、水中、陸上、樹上、そして空中にまで生息域を広げている。一方、視覚での知覚・認知がそれぞれの種でどのようになっているのかについてはまだよくわかっていないのが現状とのことです。今回の研究では、岐阜県各務原市にある乗馬体験施設「ホースマンかかみが原」に暮らす3個体のウマを対象に、タッチパネルシステムを用いて視知覚を調べる実験を実施。そして、既に同グループが行っている、チンパンジー、ヒト、イルカの実験結果と照らしあわせたところ、幾何学図形の「見え方」は、これら4種の間で類似していることがわかったというもの。
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