健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

若い時のテレビが・・・・・

2015-12-13 08:30:43 | 研究
若年成人期のテレビの見過ぎが原因で、中年期に認知的問題が発生する可能性があることを示唆する調査結果が、発表されたそうです(AFPBB NEWS)。この調査は、3000人あまりを対象に25年間にわたって行われたものだそうです。若年成人期にテレビの視聴時間が1日3時間を上回ると申告した対象者は、体を動かしている時間がより長く、同じ時期に視聴時間が1日3時間より短いと申告した人々に比べて、将来に認知能力の低下に見舞われる確率が約2倍高かったというもの。ただし、テレビの視聴時間について対象者の申告をうのみにしていること、研究開始当時の各対象者の認知機能を把握していなかったこと、そして約3割の対象者が研究に最後まで参加していないことなど問題点もあるとのことです。
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