南極の海中で、ココナッツの形をした海綿動物やタンポポのような環形動物、ピンク色の藻、クモのようなヒトデなどの生物が生息しているのが撮影され、南極の海氷の下に色彩豊かな世界が広がっていることが分かったそうです(AFPBB NEWS)。オーストラリア南極局(AAD)の科学者らはカメラが取り付けられた遠隔操作の水中探査機を使い、豪南極観測基地であるケーシー基地(Casey Station)近くの海氷に開けた小さな穴から、海水の酸性度や酸素濃度、塩分濃度、温度を調査。これらの生物が生息している海の水温は一年を通してマイナス1.5度で、そのうち10か月は厚さ1.5メートルの氷で覆われているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3112072
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