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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

海面上昇の恐れ

2017-01-18 08:30:47 | 研究
英国の研究チームは6日、南極のLarsen C棚氷から近く、米国New YorkのManhattan島の100倍近い面積を持つ巨大な氷塊が分離する見込みだと発表したそうです(AFPBB NEWS)。厚さ350メートルで指の形をした氷塊は、今までゆっくり分離が進行していたものの、昨年12月末になって突然、亀裂の長さが18キロメートル伸びたそうです。また亀裂の幅も2011年には50メートルだったものが、現在では500メートルまで拡張。氷塊は現在、そのごく一部が棚氷とつながっている状態にあるそうです。この氷塊は、今後数か月以内に完全に分離する見込みだそうです。この氷塊単体では海面上昇は生じないそうですが、分離によってラーセンC棚氷がせき止めている内陸部の氷河が海に流出する恐れがあるそうです。こうした氷のすべてが海へ流れ出た場合、地球全体で海面が約10センチ上昇すると予測されているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3113347
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