健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

口内洗浄液で「淋病」を抑制できる可能性

2017-01-04 08:30:02 | 研究
抗生物質が登場する以前の19世紀、口内洗浄液(マウスウォッシュ)の「Listerine」は、淋菌感染症(淋病)治療薬として販売されていたそうです。それから100年以上を経て、その宣伝文句が本当である可能性があるとの研究結果がSexually Transmitted Infectionsに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。Listerineは、実験室のペトリ皿内の淋菌(学名:Neisseria gonorrhoeae)と、感染者の喉に存在する淋菌をどちらも殺したというのです。つまり、このマウスウォッシュで毎日、口をすすぎ、うがいをすることが、性感染症の淋病を予防、抑制するための安価で簡単な方法である可能性があることだということのようです。

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