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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

葉酸摂取

2017-01-23 08:30:07 | 研究
米国予防医学専門委員会(USPSTF)は、出産が可能な、または妊娠を考えているすべての女性に、葉酸サプリメントの摂取を推奨するという報告書をJAMAに発表したそうです(AFPBB NEWS)。2009年にも葉酸サプリメントを推奨する勧告を同じくJAMAに発表していたそうですが、今回はさらに新証拠を再調査した上で、先の勧告を更新したものだそうです。USPSTFは最新の勧告でも前回と変わらず、妊娠が可能または妊娠を計画している女性に対し、葉酸400~800マイクログラムを含むサプリメントを毎日摂取するよう呼びかけているそうです。緑葉野菜、マメ科植物、かんきつ類などの食物中に自然に含まれる葉酸は、胎児の脊椎や脳にある種の発達異常が生じるリスクを低減できることが、複数の研究で証明されているそうです。ですが、1990年代から米国を含む世界約80か国で実施された、穀物に葉酸を添加して栄養価を高める計画が、サプリメントの必要性に影響を与える可能性があるかについては、科学者の間で議論が続いていたそうです。USPSTFが発表した報告書によると、再調査の結果、米国の女性の大半は、最善の効果を示すのに必要とされる量の栄養強化食品を摂取していないことが分かったというもの。さらに、出産適齢期の米国女性のうち、葉酸サプリメントを毎日摂取している人は全体の3分の1未満であることも判明。臨床医らは、妊娠が可能なすべての女性に、葉酸アプリを毎日摂取するよう勧告するべきで、サプリ摂取の効果が最もよく現れる時期は、受胎の少なくとも1か月前に始まり、妊娠の最初の2~3か月間を通して続くとしているとのこと。葉酸サプリメント摂取は、先天異常リスクを低下させることが目的。

http://www.afpbb.com/articles/-/3113681
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