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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

鳥のくちばし形成

2017-01-06 08:30:05 | 研究
幼体から成体に成長すると歯を失う、現在知られている限りで初の恐竜種を発見したとの研究論文がCurrent Biologyに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。鳥にくちばしがある理由の説明となる可能性のある発見だそうです。今回の研究は、リムサウルス(学名:Limusaurus inextricabilis)として知られる小型できゃしゃな恐竜の化石に基づいているそうです。リムサウルスは、現生鳥類の祖先である獣脚類恐竜の仲間だそうです。リムサウルスは、肉食の幼体から、植物を常食としたと考えられるくちばしを持つ成体に変態した可能性が高いというのです。若い個体の歯のある顎が、発達段階でより成熟した個体の完全に歯のない、くちばし状の顎に変化すると考えられるようです。現代の魚や両生類では、こうした歯の喪失が広く見られるそうです。くちばしを持つ哺乳類のカモノハシも同様に歯を失うそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3112278
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