日本で開発された血圧を下げるワクチンの臨床試験(治験)が先月、オーストラリアで始まったそうです(YOMIURI ONLINE)。1度の注射で効果が一定期間続くもので、大阪大発の医療ベンチャー企業が開発し、2020年代前半の実用化を目指しているそうです。高血圧は脳梗塞や心筋梗塞の原因となり、日本の患者は約4300万人とも。治療は毎日の服薬が中心だが、飲み忘れなどで血圧を目標値まで下げられない患者も多い。ワクチンなら血圧管理の中断を防ぎやすい利点がある。治験が始まったのは、血圧を上げる「アンジオテンシン2」という物質に対する抗体を作り、この物質の働きを抑えるためのワクチン。遺伝子に働きかけて体内に抗体を作るDNAワクチンという新しいタイプとのことです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180502-OYT1T50006.html?from=ytop_main4
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