人類は過去4500年にわたってB型肝炎ウイルスに感染していたことが、骨などに残された遺伝子の解析から分かったとする論文がNatureに掲載されたそうです。、約2億6000万人が現在、B型肝炎ウイルスに慢性的に感染し、2015年には約90万人が合併症を引き起こして死亡しているそうです。ウイルスは少なくとも9タイプあるそうですが、どう進化してきたのかは謎だったそうです。研究では、7000~200年前にユーラシア大陸の中西部に住んでいた304人の遺伝子を分析。このうち、約4500年前以降の25人から、B型肝炎ウイルスに感染した痕跡が見つかったというもの。また、当時の民族移動に合わせて、ウイルスが進化し、分布が変化した様子も確認できたそうです。B型肝炎ウイルスの起源や進化の解明につながる成果とのことです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180509-OYT1T50134.html
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