健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

日焼け遺伝子

2018-05-27 08:30:00 | 研究
日焼けで肌が赤くなりやすい傾向は、一部遺伝子の影響によるものだとする研究論文がNature Communicationsに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、英国、オーストラリア、オランダ、米国などの欧州系の人約18万人の遺伝的特徴を詳細に調べた、20個の「日焼け遺伝子」を発見。このうちの8個は皮膚がんとの関連性が過去の研究で判明していたそうです。日光に当たることは人体がビタミンDを生成するのに不可欠です。、骨や歯、筋肉などを健康に保つビタミンDは慢性疾患やがんなどの予防を助ける可能性があると言われているそうです。ですが、日光を過剰に浴びることは短期的には痛みを伴ううえに、健康に害を及ぼす恐れが。肌の色が同じでも、日光を浴びると皮膚が真っ赤になる人もいれば小麦色に日焼けする人も。日焼けの遺伝的特徴に関する研究としてはこれまでで最大規模とされる今回の最新研究は、肌の色が同じ人々が日光への暴露に対してこれほどまでに異なる反応を示すことの理由を説明する一助となるということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3173906
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