健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

世界初クローン牛

2018-05-18 08:30:54 | 研究
成牛の体細胞から複製した世界初のクローン牛として1998年に誕生し、世界的に注目された「のと」が19歳10か月で死んだと発表がありました(YOMIURI ONLINE)。牛の寿命は20歳程度ということで、死因は高齢によるものとみられるそうです。発表によると、のとは今月4日、牛舎でぐったりしていたため栄養剤などを与えたが、14日、呼吸が荒くなり、同日午後3時58分に死んだそうです。のとは、近畿大学と石川県の共同研究で、雌牛の卵管から体細胞を採取し、培養した体細胞の核を未受精卵に移植して、誕生したそうです。成牛から誕生したクローン牛は、親と遺伝的に同じ形質をほぼ受け継ぐため、肉質の良い牛や乳量の多い牛の大量生産が期待される一方で、クローン牛に対する安全性への不安から農林水産省が出荷自粛を求めていたもの。国内ではクローン牛は流通していないということです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180514-OYT1T50077.html?from=ycont_top_txt
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