虫歯になりやすいとされる「エナメル質形成不全」の児童の割合が、西に行くほど高いことが判明したという発表があったそうです(YOMIURI ONLINE)。全国規模の調査で地域差が明らかになったのは初めてだそうです。研究は、全都道府県の7~9歳の児童4496人について、左右上下の第1大臼歯の表面にあるエナメル質を調べ、黄色や茶色に変色するなどの異常がないかを確認。その結果、エナメル質形成不全の児童の割合は、▽北海道地方14・0%▽東北地方11・7%▽関東信越地方18・5%▽東海北陸地方19・3%▽近畿地方22・3%▽中国地方19・8%▽四国地方28・1%▽九州地方25・3%――と、「西高東低」の傾向になっていたそうです。第1大臼歯は妊娠中~乳幼児期に形成され、6歳頃から永久歯として出現するそうです。エナメル質が正常に形成されるには、カルシウムやビタミンD、リンの摂取が必要だそうですが、地域差が生じた理由は分からないそうです。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181128-OYT1T50079.html
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