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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

東アフリカ人類発祥説に異議

2018-12-08 08:30:38 | 研究
北アフリカのアルジェリアで、240万年前のものとみられる石器と、切断された動物の骨が見つかったとする研究報告がScienceに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。東アフリカを人類発祥の地「人類のゆりかご」とする学説に疑問を呈する結果だそうです。石器はアルジェリアの首都アルジェから東に300キロほど離れたセティフ(Setif)で発掘。この地域で出土したものとしては最古で、これまで主に東アフリカで見つかっている「オルドワン石器(Oldowan)」に非常によく似ているそうです。近くからは切断された痕跡のある動物の骨の化石数十点も発見されており、先史時代に食肉処理に使われた道具の可能性があるそうです。動物の骨にはワニやゾウ、カバの祖先のものも含まれていたそうです。ヒト科の祖先が初めて石器を使用した地は、東アフリカだと広く考えられているそうです。最古の事例は約260万年前にさかのぼると指摘。今回の新たな発見によってアインブーシェリ(Ain Boucherit)は、ヒト科が石器と共に肉を使用した現場の証拠がある北アフリカ最古の遺跡となったそうです。他にも、東アフリカ大地溝帯(Eastern Africa Rift)の外で同様の初期人類の遺跡が見つかる可能性を示唆する結果だと主張しているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3199887
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