健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

プルシアンブルーの脱臭剤

2019-02-05 08:30:43 | 研究
青色の顔料「プルシアンブルー」を利用した高性能の脱臭剤を開発したという発表があったそうです(YOMIURI ONLINE)。元々は放射性物質除去のために研究を進めていた素材だったそうで、活性炭などに比べ、臭いの元となるアンモニアを5~100倍多く吸着するそうです。この顔料は、原子レベルで見ると、鉄イオンなどからなる格子状の構造をしており、格子の隙間にアンモニアなどを吸着。一部の鉄を銅に置き換えることでアンモニアを吸着する効率を大幅に高めたそうです。また、洗浄すれば何度でも使えるということです。この脱臭剤と送風機を組み合わせた脱臭機を養豚場の豚舎(48平方メートル)で使ったところ、空気中のアンモニア濃度が7割以上低下したそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190128-OYT1T50098.html?from=ycont_top_txt
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