少し前の情報ですが、フィリピンで麻疹(はしか)が流行しているそうです(AFPBB NEWS)。当局は先月7日、1月だけで1813人の感染が新たに確認され、少なくとも25人が死亡したと発表。死者の多くは子どもで、感染が拡大していることから、今後も犠牲者の増加が予想されると。保健省の統計によると、麻疹の年間患者数は2017年には791人だったが、18年には5120人に急増。死者も17年には年間で5人だったのが、18年には8月までに30人に。フィリピン当局は記者会見で、国内で麻疹の予防接種を受ける人が5年連続で減少している点を指摘。また、接種率低下の一因として、世界初のデング熱ワクチン「デングワクシア(Dengvaxia)」の安全性をめぐる懸念があるとの見方を示したそうです。「デングワクシア」はフィリピン政府の方針で約83万7000人の子どもたちに接種が行われたそうですが、接種者に深刻な症状が出る恐れがあるとのメーカーの警告を受け、2017年末に公的接種が中止されているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3210259?cx_part=search
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